タレントのフワちゃんがX(旧Twitter)で、昔から夢に見ていた海外移住を実現すべく、4月から海外での生活をスタートさせることを発表されました。最近、以前よりも「海外移住」という言葉を身の回りでよく耳にするように感じていますが、実際に海外へ移住する人の数は増えているのでしょうか? 外務省の調査からレポートします。
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タレントのフワちゃんが4月から海外移住することを発表
皆様にご報告です✌️😆✌️ pic.twitter.com/FEtaVJJAOc
— フワちゃん FUWA (@fuwa876) March 17, 2024
先日、人気タレントのフワちゃんが「4月から、海外の色々な国で生活してみることにしました!」とX(旧Twitter)で発表。
日本と行き来して、仕事は変わらず続けながらも、長年の夢だった海外移住をこのタイミングで決断されたのだそう。
特にコロナ禍以降、芸能人や身の回りでも海外移住をした、またはしたいという声をよく聞くようになったと思いませんか? 2022年からカナダのバンクーバー地域で親子留学を始めた私も、「我が家も海外移住したい!」という相談をよくされます。
では、実際に海外に長期的に住む日本人は増えているのでしょうか? 外務省のレポートをピックアップして紹介していきます。
海外に永住している日本人は以前より増加傾向!
外務省の調査によると、3ヵ月以上海外に在留している人の人数は、コロナ禍の影響か、2019年をピークに少し減少中。ですが、さらに細かく見ていくと、「長期滞在者」は2019年以降減少傾向にあるものの、「永住者」は年々増加しており、2023年は過去最高値を記録していることがわかります。
永住者はデータのある1989年からほぼ右肩上がりで増加しているので、このまま行けば2024年はさらに増えるのではないでしょうか。
なお、外務省のこの調査においては、「永住者」とは、原則として当該在留国等より永住権を認められており、生活の拠点をわが国から海外へ移した邦人を、「長期滞在者」とは3ヵ月以上の海外在留者のうち、海外での生活は 一時的なもので、いずれわが国に戻るつもりの邦人を指すそうです。
総務省統計局の資料によると、2023年10月1日現在の日本の人口は約1億2000万人。それに対して、3ヵ月以上海外に在留している人は約129万人なので、割合にすると1%程度しかいません。「永住者」は増え、海外移住にも注目が集まっていますが、実はまだまだ少数派なのですね。
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