「ランニング」とスケジュールに書き込み、視覚化
次にやるのは、スケジュール帳にしっかり「ランニング」と書き込むことです。たとえば理想のモデルや女優の写真を貼り付けるなどして、なりたい自分を頭に浮かべ、ワクワクしながら書き込んでください。すべては妄想からはじまります。
また、打ち合わせや歯医者の通院、飲み会といった他の予定と並べてスケジュールに書き込むことで、脳が他の予定と同じようにランニングを認識するようになります。
打ち合わせや歯の治療は、気持ちが乗らなくても、準備が万全でなくても、その時間になったら、その予定をこなしますよね。万が一、体調が悪くて予定をこなせない場合は、別の日に振り替えるはずです。ランニングもそれと同じで、時間がきたら準備をして外に出る。万が一休みたくなったら、別の日に振り替えればいいのです。
大事なことなので繰り返しますが、続ける秘訣は、スケジュールに書き込み、淡々とスケジュールに従って走ること。それがいつの間にか「走るくせ」に変わっていきます。
私も自分の意志力を信頼していません。楽しいお誘いがあったら、それを断ってまで走ることを選べないからです。心は常に楽しいほうへ、楽なほうへと動いていきます。ただし、キャンセルしたランニングの予定はそのままにせず、空いている時間を探し出してリスケジュールします。ただそれだけで、私は25年も走り続けられているのです。
今ある予定にくっ付けてルーティン化
今すでにルーティン化していることを思い浮かべてください。ランニングをルーティンにするには、すでに習慣にしている行動にくっ付けると定着しやすくなります。習慣になっている行動は、大して何も考えずに行動できていますよね。たとえば歯みがきや、朝シャワー。ランニングをそれにセットすることで、頭を使わずに取り組めます。
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