「これって、アドリブ?」と思うくらい自然だった注射シーン


第6話では、ミヤビの記憶障害の原因を探るために、採血をするシーンがありました。「チクッとしますよ」と言う三瓶先生と、注射器から目を逸らすミヤビ。このシーン、三瓶先生の「もしかして注射怖いん?」みたいな顔が可愛くて、可愛くて。「チクッとしますよ」「はい」「(刺さない)」というやり取りが3回ほど続くのですが、もう永遠に観ていられる……と思うくらいに癒やされました。

杉咲花さんも素で笑っているような感じだったので、SNS上では「アドリブなのでは?」などの考察も上がっていましたが、台本どおりだったようです。それにしては、あまりにも自然だった! 三瓶先生って、無愛想なだけでなくお茶目な部分も持っているんですよね。そして、そのお茶目さを引き出せるのはミヤビちゃんだけ……。
 

『アンメット』第6話予告


ミヤビ×三瓶先生にかかれば“霧吹き”も萌えアイテムに
 

こちらも、第6話。寝癖がついているとミヤビに指摘された三瓶先生は、スタタッと霧吹きを手に取り、自分の頭にかけ始めました(この、無頓着さがまたいい)。三瓶先生って、敏腕の脳外科医で、いつもあんなに緻密な手術をしているわけだし、絶対に器用なはずですよね。それなのに、なぜか霧吹きの使い方だけは下手くそで。ミヤビに「あたってないですよ」と笑われちゃうのが可愛い。

ミヤビ「あたってないです」
三瓶先生「あたってます」
ミヤビ「(霧吹きで水をかけてあげる)」
三瓶先生「……自分で」
ミヤビ「(霧吹きで顔に水をかける)」
三瓶先生「(目をギュッと閉じながら)あたってます」

なんじゃ、この可愛いやり取りは……! 注射のシーンに続き、永遠に観ていられると思いました。できることなら、その様子を影から見守っていた星前(千葉雄大)と風間(尾崎匠海)の中に入りたかった! わたしも至近距離で2人のイチャイチャを見届けてぇ〜という気持ちになりました。
 

 


「家で豚足?」という台詞にキュンとする日が来るとは


ごめんなさい、こちらも第6話です。この回、胸キュンシーンが多すぎました。第6話のラスト、抗てんかん薬の量を増やしたことで、前日のことをちょっと覚えていられるようになったミヤビ。ずっとミヤビのことを考えていた三瓶先生は、いちばんに喜んでいるはずなのに、感情をあらわにしないところも“らしい”ですよね。

ミヤビが「覚えてたんです! 昨日の晩ごはんの豚足!」と言ったとき、同僚たちはみんな飛び上がって盛り上がっていたのに、三瓶先生は端っこの方でフッと笑っただけ。そして、「家で豚足?」ってつぶやいていたところが、“萌え”でした。まさか、豚足でキュンとする日が来るとは……。

ちょっと変わったところもすべてひっくるめて、三瓶先生はミヤビのことを愛している。これが恋愛としてなのか、それとも人としてなのかはまだ明らかにはなっていませんが、特別な感情を持っていることは間違いない。お互いをリスペクトし合える関係性って、素敵だなぁとミヤビ×三瓶先生を見ていると思います。
 

ドラマ『アンメット』三瓶先生(若葉竜也)のずるい魅力を語りたい!ドラマライターが思わず萌えを感じた「胸キュンシーン5」_img0
 

前回記事「アラフォー女性は「無邪気なところ」が魅力?ドラマ『東京タワー』『9ボーダー』から分析する、年上女性に年下男性が沼る瞬間とは」はこちら>>