【自撮りのコツ】ハプニングを利用して新しい表情を引き出す

自撮りは「美しい」より「楽しい」を重視!世界的フォトグラファーが伝える、自分を魅力的に写すコツ_img4
写真:Shutterstock

●その4 ハプニングを逃さない!

いつも自分が決めたタイミングで撮影をしていると、似たような表情で写りがちです。もちろん、それはあなた自身によって研究し尽くされている表情なのかもしれませんが、それだと自分の意外な表情には出会えません。

ハプニング的なタイミングでの自撮りは、カメラ目線じゃない、普段「見られている」自分を確認するのに最適。

ハプニングなので狙って撮るのは難しいですが、長めのタイマーを利用して撮影すれば、そんな表情に出会えるかもしれません。

●その5 笑ってなくてもいい

写真を撮るのが苦手な理由は結構これだったりしますよね。

もちろん、笑顔はみなさんそれぞれにとって「必殺技」のようなものでしょう。ですが、毎回「必殺技」を使って写真を撮るわけにもいきませんから、ポジティブな雰囲気のある真顔でも、ぜひ撮ってみてください。口角が下がりすぎないことだけ気をつけましょうね。

 


●著者プロフィール
Jo Moriyama(ジョー・モリヤマ)さん

「瞳の奥の最も美しい部分を引き出し捉えること」を信条としているポートレート写真家、表情の専門家。1978年、ハンガリー人の母と日本人の父のもとベルギー・ブリュッセルに生まれる。幼少期をベルギーとスイスで過ごし、多国籍の環境の中で国際感覚を養った。14歳で日本に移住。鎌倉で思春期を過ごす。2003年世界中を旅した写真を見た友人の勧めで写真家を志す。独立後、芸能人や著名人のポートレート写真家として、国内外の一流ファッション誌に携わる。世界中を旅した経験をもとに、世界に通じる「本物で最高の表情」とは何か、どう引き出すかを研究し続けている。フランス語、英語、ヒンディー語など語学も堪能。

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『美しい表情は人生を変える』
著者:ジョー・モリヤマ ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン 1760円(税込)

国内外で2万人以上のポートレートを撮影した世界的フォトグラファーが、美しく魅力的な「表情」をつくり出す秘訣とその実現方法を教えます。表情力のトレーニング方法やヘアメイクのアドバイスなど、具体的かつ実践的な記述も満載。カメラの前だと表情がこわばってしまう、自撮りだと同じ表情になってしまう、といったありがちな悩みもしっかり解消してくれるでしょう。


構成/さくま健太
 

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