POINT2
前髪から手ぐしを入れて
“ほんの少しだけ”斜め下にまとめる
髪をまとめるとき、前~後ろに向かってオールバックにしがちですが今回はNG! センターパートに分けた左右の前髪の根元に手ぐしを入れたら、後頭部の一番出っ張っている部分か、それより少し下に向かって指を通してから縛ります。耳上を通るイメージでまとめると作りやすいです。
オレンジの矢印に向かって手ぐしでまとめた髪がこちら。トップの髪は触っていないので、この部分は空気感が残っているのがわかります。また、トップに分け目をつけていないので、まとめたときに後頭部のぱっくり割れも防げます。さらに顔周りだけピタッとまとめるテクによってトップの高さが際立ち、ひとつ結びでもハチ張りが目立たず、顔の細見え効果もアップ。
POINT3
後れ毛を引き出し、
アイロンでカール感を盛る
前髪を一束引き出し、バランスを見ながらもみあげも下します。もみあげの根元が寝てしまうと疲れた印象を与えるので、アイロンで根元に近い部分を引き上げたら、立ち上げるようにカールを加えましょう。
仕上がりはこちら!
軽やかで自然な立体感のあるひとつ結びが完成しました!
Side&Back
まとめるときはサイドだけを抑え込むように手ぐしを入れているので、トップは潰れません。また、表面を巻くことで、くせ毛風の遊びが出てハイセンスな印象に。短い襟足が出てもおしゃれな見た目に仕上がります。
シンプルなひとつ縛りは「おしゃれな雰囲気に程遠い」や、顔が全面にでるため「やりたいけど結局は避けちゃう……」なんて思うことも多いと思います。まとめる高さや前髪&トップの方向性、そして上手に後れ毛を仕込むことで見違えるほどこなれ感が高まりますから、鏡の前で試してみましょう!
• CIRCUS by BEAUTRIUM OMOTESANDO東京都渋谷区神宮前5-1-17 BPRスクエア表参道Ⅰ, 2F
tel. 03-6434-1190
【前髪ありボブのひとつ結び】生活感を出さず“こなれて見せる”のは後れ毛にあり!
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撮影/古谷利幸
モデル/vivian
ヘア/江連香純 CIRCUS by BEAUTRIUM OMOTESANDO
取材・文/小澤佐知子
構成/國見香
前回記事「ボブのハーフアップとバレッタアレンジで、40代が悩む髪の膨らみやぺたんこ髪もきれいにカバー!」>>
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