【未来型ぐるぐる思考の解消ワーク】まずは「言語化」がカギ

新しいことに挑戦できないのは、「かくれ繊細さん」が原因かも。自分でも気づかない「HSP」気質を克服するには?_img2
写真:Shutterstock

未来型ぐるぐる思考を止めるために行動を起こす(環境を変える)。その際にかくれ繊細さんができることはなんでしょうか?

それは、

【1】 「本当はどうしたいのか?」を言語化する
【2】 スモールステップで進む

というふたつのことがカギになります。

【1】の「本当はどうしたいのか?」を言語化する(自分の本心を見分ける)は、そのためのワークがありますので、ぜひ取り組んでみてください。
 

 


「本当はどうしたいのか?」を言語化するためのワーク

① まず、なににぐるぐるするのかを確かめます。

(例えば、「結婚したい」「転職したい」「子供の不登校に悩むのをやめたい」「○○をやめたい」など)
 

② 次に、その本当の目的を書き出してみましょう。

(例)結婚したい、の場合 

結婚の目的は、人によって様々です。あなたが起こしたい変化(結婚)の、本当の目的について確かめてみましょう。

「好きな人と一緒にいたい」

というごく一般的な、想像しやすい目的以外に、

● 親元から離れたい
● 結婚している、というステイタスがほしい
● 子供を授かるためのステップを踏みたい
● ほかの同性からその相手を奪い取りたい
● 独身でいたくない
● お金の困難から逃れたい
● 相談相手がほしい
● 異性と暮らしてみたい
 
などの、言葉にしづらい目的が、あなたのなかにあるかもしれません。そうしたもうひとつの目的(本心)を紙に書き出してみましょう。
 

③ そのもうひとつの目的を達成するための、手段を書き出してみましょう。

(例) 結婚したい目的が、「親元から離れたい」という理由の場合

● 実家のそばでひとり暮らしをする
● シェアハウスに住む
● 転勤を申し出て、地元から離れる
● 海外にワーキングホリデイする
 
などが考えられます。このように、別の可能性を探って描き出してみましょう。