「これだけは保っておきたい」という“自分の若さ”を決め、対処すべきところはする、捨てるべきは捨てる、という線引きが決め手になるミドル世代。自分らしく年齢を重ねている美容エディター松本千登世さんとヘアサロンAMATAの美香さんが、その線引きについて語り合います。今回は“気になるパーツ”として多くの人が挙げているハンド&ネイルについて、お二人が新たに取り入れたケア、反対にやめたケアなど具体的に教えていただきました。きっと皆さんの〝線引き〟の参考にしていただけるはず!
50代でも続けていること
松本千登世さん
指輪。ごつい指輪から、全く着けない時期へと変遷を経て、今は繊細なダイヤの指輪を愛用中。
美香さん
ネイルカラー。やめることは一生ないと思う。
月2ペースでネイルサロンでケア(美香)/オールセルフケアです(松本)
――手はすごく年齢が出るパーツだけど、隠すことが難しいのも悩みどころ。お二人はご自身の手に対してどのような思いを持たれていますか?
松本千登世さん(以下 松本) 私は手にコンプレックスがあって、できれば隠したい、という思いがあります。ネイルも、綺麗にしている人を見ると「いいなあ」と思いますけど、自分の性格上、ネイルサロンに通い続けることは難しくて。めんどくさがり屋なので髪と洋服に関して以外は自力で何とかしたいと思っているんですね。だからたまにネイルを塗ることはありますが、それもセルフです。
美香さん(以下 美香) 松本さんは化粧品の新作発表会などでネイルカラーの新商品を試すことが多いから、それであえて塗らずにいるのかと思っていました。
松本 いえ、ただのめんどくさがり屋です(笑)。美香さんはいつお会いしても綺麗にネイルカラーされていますよね。
美香 メイクやヘアケアだけじゃなくて、私はネイルカラーも大好きで。マニキュアもものすごいたくさん持っています。今はスカルプをつけているのでサロンでやってもらっているんですけど、だいたい月2回のペースで通って、足と手で5万円ぐらい。時間もお金もかかっちゃっているパーツです。
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