仲良し母娘は、バイカラーとリボンでリンク・コーデ

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帽子/フィリップ・トレーシー 写真:PA Images/アフロ

“キャサリン妃のミニ版”とも称される、長女シャーロット王女と母キャサリン妃は、この日も仲良くリンクコーデでした。キャサリン妃が、白×黒のスタイルなら、シャーロット王女は、ネイビー×白のマリンスタイル。また、お二人とも胸元には、リボンのアクセントがつけられてもいますね。

更にはキャサリン妃の鉄板ルールである、ハイウエストでのウエスト切り替えも、しっかりシャーロット王女へ受け継がれていて、同じデザインを着るのではなく、重要なポイントを同じにして、あとは子供らしく、皇太子妃らしいデザインを選ばれているところがお上手で、センスを感じますね。

 

ジョージ王子・ルイ王子の兄弟と、紅一点シャーロット王女ファッション

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写真:REX/アフロ

キャサリン妃が今年は、白黒のモノトーンというシックな装いであったことから、お子様たちも皆様ネイビーでリンクさせたスタイルでした。

ジョージ王子とルイ王子のプリンスご兄弟は、ネイビーのダブルジャケットにパンツ、シャツにロイヤルブルーのタイと、パンツの長さ以外はお揃いのスタイル。一方のシャーロット王女も、ネイビーのセーラーワンピースと色は合わせつつ、白のメリージェーンやヘアに付けられた大きな白のリボンが、ダークカラーのお洋服にさわやかかつ上品なアクセントとなっていました。

この画像で見ると、シャーロット王女のワンピースのセーラーカラーがわかるのと、何より3人のご兄弟の身長が更に伸びたこともわかります。

実はもう一つ、お子様たちのファッションが昨年と同じかどうか検証です!

昨年のトゥルーピング・ザ・カラーでのファッション さて、どう違う?

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写真:AP/アフロ

昨年も印象的だっただけに、「あれ? 今年も同じ?」と注視してみると、ジョージ王子とルイ王子のジャケットの色、形は同じですね。そもそもが、ピークドラペルのダブルで金ボタン、というデザインをさらりと着こなされていること自体がすごいですが、もはやこのイベントでの定番となる模様?
 
タイの色は、この時(昨年)の赤から今年はロイヤルブルーへと変化。赤から、今年は寒色系になったとはいっても、かなり光沢のある上質素材。プリンスであり、また学校でもタイ着用に慣れていらっしゃるからこそ、こんなに易々と着けこなし、お似合いなのでしょう。改めて感動です。

昨年のシャーロット王女のワンピースも、白地に赤のアクセントと、色は異なりますがデザインはほぼ同じ!
リボンやウエストの切り替えは同じで、襟のアクセントになっているトリミングのデザインだけが違います。昨年は、チェックのようにクロスしていますが、今年はセーラーカラーのごとく、エッジに近いところでのトリミング。後ろの襟デザインに至っては、昨年も今年も同様です。

本来、好きなデザインを色違いで増やされることがお好きなキャサリン妃ですが、娘シャーロット王女にもしっかり受け継がれているようです。これもトレンドに左右されない、プリンセスらしいデザインを追求されているからこそ。この日のシャーロット王女も、すっかりレディのように落ち着きと気品のあるプリンセスでした。

久々のキャサリン妃の登場とご一家揃ってのお姿に感動し、いかに今後の英国王室を担う上で重要な存在であるかを、実感させられました。


文/にしぐち瑞穂
 

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