○月×日
朝食:塩昆布おにぎり、お茶
昼食:海老入りニラ焼きそば
夕食:鶏もも肉と野菜のXO醬炒め、きゅうりの糠漬け、ミニトマト入りサラダ、明太子のっけごはん、油揚げともやし入りお味噌汁(写真)
日本からわざわざ取り寄せたキッチンアイテムが、日々の料理に大活躍【Mamikoのパリごはん日記】_img0
 

バタバタ忙しい日は、ついつい夕ご飯の支度のことを忘れがち。この日も「はっ。そういえば今日の夕ご飯のための食材買ってないわ」。夜のスーパーは混んでいて、買い物にわざわざ行くのも億劫……。なんとかならんか〜と冷凍庫をあさってみると、以前に切り分けて冷凍してあった鶏もも肉を発見。ヤングコーンとインゲン、ズッキーニの残りも冷蔵庫にあったので、一緒にXO醬で炒め物にしました。

正直なところ、鶏もも肉はちょっぴりしかなかったのです。普段であれば「これは二人前にはできないだろー」と諦めるのですが、色々残っていた野菜のおかげで、なんとかボリュームアップ。さらに、XO醬による海鮮の旨みで濃厚さがプラスされたおかげか、いつもであれば「肉〜、肉〜」とゾンビ並みに肉を欲しがる夫からも不平はナシ。図らずも、ダイエットっぽいメニューになり、さっぱりヘルシーな夕餉となったのでした。

 


慣れると超便利。そしてエコ! サラシ生活始めました

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キッチンって、日常生活でも一番ゴミが出やすい場所ですよね。以前よく使っていたラップは、シリコンラップやみつろうラップを使うようになったおかげで、ほとんど使わなくなりましたが、困っていたのがキッチンペーパー。食材の水分を拭き取るのに必要だったのですが、ただそれだけのために使い捨てるのは勿体無い。さりとて、こちらの布巾は大判で使いにくく、乾くのにも時間がかかる……。

そんな時知ったのが、サラシの存在。色々調べたけれどフランスではそんなもの売ってないです(当たり前)。ならば! と日本から取り寄せ(アマゾンってなんでもすぐ届くんですね、びっくり)、使い始めたのですが。これが本当に良いのです!

反物の形で購入したので、まず好みのサイズにカットすることができ、無駄に大きい布を使う必要がないのが便利。毛羽立ちもしないので、食材の水分を拭うのにも問題ありません。何度でも洗って再利用することができ、そろそろ汚くなってきたな〜、くたっとなってきたな〜となったら、雑巾の代わりに使えます。さらに、サラシって本当に薄いので、あっという間に乾くから、パパッと手洗いして干すだけでも、すぐまた使えるんです!

サラシを使うようになったら、キッチンペーパーの消費量が激減しました。もっと早く知るべきだった! なんで知らなかったの、私のバカバカ! と思ったぐらい。個人でできるエコ活動なんて微々たるものなのですけれど、一人一人の力が積もることで、意味は大きくなるはず。ということで、皆様にもぜひ、サラシ生活をお勧めしたいです!


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<書籍紹介>
『GOROGORO KITCHEN  
心満たされるパリの暮らし』

著:井筒麻三子  写真:Yas
定価:¥1980
講談社

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パリで働く日本人Mamikoが、暮らしのvlogをYouTubeチャンネル「GOROGORO KITCHEN」でアップし始めたら、日本人だけでなく、世界中の人たち35万人からの熱い支持が! 
色や柄を自由に使った小さいけれど素敵な部屋、フランスの家庭料理も普通の和食も作る日々のおうちごはん、蚤の市でのお宝探し、農家からもらってきた2匹の猫……。
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YouTubeでは語りきれない暮らしのコツや素顔のパリのエッセイを美しい写真と共にたっぷりとお届けします。 

 


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