「死ぬまでに一度は行ってみたい」と思っていた場所、熊野。東京から飛行機を使い、2泊3日で熊野古道を歩いて熊野三山を巡ることができる大人にオススメのツアーがジャルパックにあると伺い、参加してきました。

1本目はこちら>>>熊野古道ってどんなところ? おすすめの観光スポットや東京からの行き方は?【人生が変わる熊野の旅①】

2本目はこちら>>>古道歩き、熊野本宮大社、日本一の大鳥居、川の隣にある露天風呂と感激のオンパレード<1日目>【人生が変わる熊野の旅②】


 2日目 

熊野信仰の原点、神倉神社の「ゴトビキ岩」

「山水館 川湯みどりや」にて朝食後は、貸切タクシーに乗り込み東へ移動。2日目は神倉神社、熊野速玉大社、熊野那智大社・那智山青岸渡寺・那智御瀧などを巡ります。

最初の目的地は「神倉神社」。「ゴトビキ岩」という巨石を祀っている、「熊野速玉大社」の摂社(本社に付属し、その祭神と縁の深い神を祭った社)です。熊野三山に祀られている熊野大神が、初めて地上に降臨した場所とされています。

【2泊3日で熊野へ】霊場「那智山」から、「こんな温泉があるなんて!」波音が響き渡る洞窟温泉へ!【人生が変わる熊野の旅③】_img0
山の中腹にある「ゴトビキ岩」。
【2泊3日で熊野へ】霊場「那智山」から、「こんな温泉があるなんて!」波音が響き渡る洞窟温泉へ!【人生が変わる熊野の旅③】_img1

「ゴトビキ岩」はこのように急峻な、538段の石段を登った先にあります。この石段は、源頼朝が寄進したもの。通常のツアーでは下から参拝するだけとのことですが、写真を撮るため下の方を数十段だけ上ってみました。

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足がすくむほどの急勾配。とくに下りが怖い! 端っこのほうをそろりそろりと慎重に降りていきました。

神倉神社では、毎年2月6日に行われる、松明(たいまつ)を持った男達が急な階段を駆け下りていくという日本最古の火祭り「御燈祭り」(国指定重要無形民俗文化財)が有名です。この石段を走って下るって、どれだけ危険なことか……(汗)。激しく荒々しく力強いであろう、古代から伝わるお祭り、いつか生で見てみたいです。