夫の用事に付き合って、連休の初日、静岡に。
「ならば!」とドライブがてら富士山の五合目まで行ってきました。

富士山までは湘南から車で1時間ほど。猛暑の夏には涼を求めて行くこともあったり、じつはドライブにちょうどいい距離なんです。
雲の中にあって、遠くからだと姿かたちがまるで見えなかった富士山。
霧の中を車で進み、登って、登って到着した五合目の駐車場は、もくもくとした雲の中。
しばらく待つと、目の前の雲の切れ目からふわっと真っ青の空が。

雲と同じ高さにいるからこその景色!
・・・そうか。そうだよね。
立ち込めるグレーの雲の向こう側には、太陽の陽射しも、青空も、月夜だってあるんですよね。
目には見えなくても、確実にある雲の向こう側の景色。
グレーがかった空もそう、雨の日もそう。
その厚い雲の先には、いつだって変わらない太陽がちゃんとあることを改めて実感。
大きな自然の営みに触れると、時間に追われ、あれやこれやと心を砕いていた日常のいろいろがあっさりと収まり場所に収まるから不思議です。
この日は、2合目の気温計で6℃。さらに高い五合目はもっと寒い〜!もう忘れかけていた冬の寒さを思い出させられました。
というわけでの、記念写真。

道の横には季節はずれの雪が、まだありました。
雪だるまを作りながらふと思い出したのが、以前に行ったことがある柿田川湧水のこと。
富士山の雨や雪解け水が長い時間をかけて地下水となって、こんこんと湧き出でるさま。澄みきって青みを帯びた水はあまりにもクリアで、ちょっとミステリアスなほど。「清められる」まさにそんな気分になったことを。
目に見える富士山だけでなく、その地中や地下の営みも、どんなに壮大なことが繰り広げられているのでしょう。
自然の中で人はあまりにも脆弱な存在なんだな。。。
そんな当たり前のことを気づかせてくれた富士山。
普段何気なく海に入って自然に身を置いている気になっていましたが、たまには山の自然に触れることも大切ですね。
自然の力とその営みの繊細さとダイナミックさ・・・。
熊本を襲った地震も、自然の脅威。被害の甚大さ、悲惨さはニュースで見るたびに心が痛みます。
日本にいたら、いつ自分たちに起こってもおかしくない。
親心というべきか、家族に起こったら?という気持ちで今でもテレビを見ています。
だからこそ、自然の営みによる被害で困っている人たちのために、できることをできる人が、出来る時に手伝おうという気持ち。小さな一歩ですが、まずはそこから始めよう、そう思って過ごしています。
被害にあった方たちが、1日も早く自らの生活を取り戻せるように。心の底からお祈りするばかりです。
本当のことを言うと、なかなか積極的にブログで私の日常を綴る気持ちになれませんでした。・・・なんかこう、いろいろな思いがあって。
でもやっぱりちゃんと続けよう。ブログも与えていただいた機会だから。
命は有限。人生は限りがある中で繰り広げられているもの。大切に、日常のドラマを味わいながら日々を重ねていこう。
そんな思いで、また新たな気持ちで綴っていきたいです。
わたしの本音の独り言に、お付き合いありがとうございました。
Good day!!
Comment
コメント