卵巣がん早期発見のために、子宮頸がん検診の際に超音波検査を追加しよう


卵巣がんを予防することはできるのでしょうか?

「どんながんでも早期発見が一番重要です。産婦人科への受診のハードルは高いという方が多いですが、婦人科系のがんの発見のために子宮頚がん検診が非常にいい機会になります。その際に、自費で2000~5000円ほどかかりますが、超音波検査を追加で受けることをオススメします。

 

腟から超音波で診ていくので、子宮や卵巣の状態がよくわかり、腫れや異変の発見が、子宮体がん、卵巣がん、卵管がんなどの発見に結び付くことがあります。子宮内膜症はついては超音波ではみつけるのが難しい場合もありますが、月経痛が強いのが特徴なので、自覚症状がある方は婦人科を早めに受診してください。早期発見できれば、体への負担が少ない低侵襲な処置で対応できます」

子宮頸がん検診は20歳を過ぎたら2年に一度受けることが推奨されています。子宮の入り口を擦って細胞を検査をすると、細胞の変化の有無がわかり、変化があった場合は精密検査を受けるように促される、とても大事な検査ですが受診率は4割程度に止まっています。

「子宮頸がん検診を受けて、その際に超音波検査を受ける」

このセットは、自分の未来を守ることにつながります。