ここ数年、眉にフォーカスしたメイクが人気です。全盛を誇ったお手入れしまくりな細眉から一転、自然な毛流れを感じさせるナチュラルだけど存在感のある太眉がトレンドに。しか~し! 80年代の極太眉を経験しているミモレ世代の中には、太眉ってなんだか「これって古くないのかな……?」と不安に感じる人も多いようで……。
そんな不安を抱えるアナタにぜひトライしていただきたいのが、今、最も旬な“カラー眉毛”。中でも、ボルドーやカシス、オレンジピンクなど、赤系カラーを仕込んだ眉ならば、今っぽいし、肌なじみもかなりいい。ミモレ世代でも臆することなく、チャレンジできるのです。
眉にニュアンスを加えれば
いつものメイクが見違える!
ブラウンだけで仕上げた眉に比べて、赤系カラーを仕込んだ眉ならグッと女っぽい雰囲気を作り出すことができます。中川的イチオシは、シャドウもトーンを揃えたアイメイク。目元を赤のニュアンスで統一することで、うるんだ瞳の女っぽい雰囲気を簡単に引き出すことができるのです!
カラー眉初心者でも簡単にトライできるのが、アイブロウパウダー。ふんわり自然に色をのせることができるから。コツは、眉メイクの最初にブラウンと赤系カラーをブラシでミックスして眉全体に色をのせておくこと。最初は、ちょっとカラーが効きすぎかな? と思ってもその後にブラウンのパウダーを使い上から形を整えることで、悪目立ちしないほど良い発色に仕上がります。
眉毛が長く、パウダーでは色ムラができてしまう場合には眉マスカラが便利。マスカラブラシを眉尻→眉頭方向に動かした後、眉頭から眉尻方向に動かして毛流れを整えると、眉毛全体を均一に染めることができるのでおすすめ。ただし、マスカラ液が地肌につくとのっぺりとした印象になってしまうので、ご注意を!
顔の印象を大きく左右する、眉。ここに旬な要素を仕込むことで、あか抜けた印象が作れるのです。さらに、赤系カラーを仕込んだ眉には顔色を明るく見せる効果も! この夏ぜひ、トライしてみてくださいね。
美容ライター 中川知春
自他とも認めるスーパーミーハー。小学生男児二人の育児に奮闘していたら、いつのまにかアラフォーに。落ちにくくなった脂肪と戦う日々。好きな言葉は「中川さん、痩せた?」。