発売以来、ミモレストアを代表する名品としてすっかりおなじみとなったアソースメレのカシミヤシルク混ストール。一昨年のグレージュ、昨年のブラックに続き、今年はどんな色とも合わせやすいチャコールグレーが登場！ 大判なのに薄手でとてもしなやかだから、ストール初心者の方でも巻きやすく、こなれ感たっぷりに着けこなすことができると評判です。今回は、このストールの生みの親ともいえるスタイリストの福田麻琴さんに、この秋おすすめの巻き方をご紹介いただきました。すべての巻き方を最後に動画でも公開するので、そちらもぜひチェックして！
肩の上でクロスして、大きな衿のように
モダンなブラックのワンピースには、ストールの大きさを存分に生かして、バサッとラフに肩かけ。三角形の頂点をサイドにずらして、両端はもう片方の肩の上でクロスするだけの簡単な巻き方アレンジです。
「一辺140㎝とかなり大きいため、半分に折っても体を包み込むのに十分。ボリューム感を生かせるのに、結ばないからスピーディにできて、忙しい朝にもおすすめです。また、周囲にぐるりとフリンジがあしらわれているので、シンプルに羽織っているだけなのにほどよく華やか。深みのあるリッチなグレーは、モノトーンスタイルの格上げにもピッタリです」（麻琴さん）
薄手だから顔まわりにキュッとコンパクトに巻ける
２つ目のアイディアは、三角形にしたストールを細長くたたみ、顔まわりをくるっと１周させてから前で結ぶニューヨーク巻き風。洗練された雰囲気になり、辛口のジャケットスタイルによく似合います。
「何といっても特筆すべきは、このストールでしか味わえないしなやかさ。繊細な糸を使って薄く織り上げたストールは、極上にやわらかく、巻き方次第でそのボリューム感も変幻自在に調整できるんです！ あれほど大判なのに、キュッと結べばこんなにコンパクトに。とても扱いやすいので、ストールを使い慣れていない方も安心して取り入れられるはず。顔まわりに巻くことで、最高に気持ちのいい肌ざわりも実感していただけると思います」（麻琴さん）
三角を生かしてアフガン巻きにしたり、羽織ったり
フリンジがついた三角の頂点をポイントとして見せるなら、おなじみのアフガン巻き風にするか、もしくはショールのようにバサッと羽織るだけでもOK。どちらも素材のよさやアクセントとなるフリンジの魅力を存分に堪能できる巻き方です。
「どんな巻き方でも、360度どこから見てもサマになるのが、このストールのいいところ。懐かしのアフガン巻きも、ストールの持つ上質さのおかげで、こんなに上品に仕上がります。屋内で寒いときは、ショール代わりに羽織るだけでも素敵！ ぜいたくな素材感と大きさを最大限生かせます。こっくりとしたチャコールグレーは、黒よりもやわらかいので、クリーンな白コーデとコントラストがつき過ぎず、やさしげな雰囲気にまとまります」（麻琴さん）
素材よし、サイズ感よしの、ミモレストア渾身の自信作。第3弾の“チャコールグレー”が手に入るのは今年だけ！ 職人の手仕事から生まれる最高級のストールの魅力を、ぜひ手に取って味わってください。
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スタイリスト／福田麻琴
ヘア＆メイク／森野友香子（Perle Management）
モデル／高山 都
取材・文／栗田瑞穂
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