物を所有するためにお金を使うことよりも、体験にお金を使いたいと思った

“物欲の塊”だった私が「4000円の偽物のリング」で満足できるようになった訳_img0
 

以前は毎シーズン新しい洋服や小物を買い、ハイブランドのアイテムやジュエリーを自分へのご褒美にしていた私。でも、今は自分のものはあまり買わなくても満足できます。

現実的な話をすると、以前より子供の学費や生活費にお金がかかるようになったので、自由に使えるお金が減ったということもあります。それに加えて、物を所有するよりも、形としては残らないけれど自分や子供のためになるものにお金を使うほうが、今の私にとっては価値があると思うようになったから。

 

欲しかったものを手に入れた喜びや快感はとてもクセになるものですが、それで心が満たされるのは一瞬。でも、良い体験にお金を使うと、目には見えなくとも子供や自分の身や知識になって返ってくるはず。こだわった食事にお金をかけると、それは健康な体に変わります。

人生の折り返し地点を過ぎた40代。残り半分の人生を自分、そして子供の未来のために生きていきたいと思っています。


構成・文/高橋香奈子
 
“物欲の塊”だった私が「4000円の偽物のリング」で満足できるようになった訳_img1
 

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