コンセプトは「旅をしている知的でエレガントな女性たちのためのワードローブとスタイル」
今、勢いを感じさせるブランドと言えばCurensology(カレンソロジー)。青山のカレンソロジーの店舗には何度か行ったことがあり、空間や商品、全てから放たれるセンスの良さに感化されていました。今回は、室井由美子さんのスタイリングで、カレンソロジーのアイテムの着回しに挑戦させていただきます。
室井由美子さん
mi-molletでもおなじみの人気スタイリスト。1977年生まれ、身長155㎝。シンプルで、ほんのりモードが漂うリュクスなアイテム選びとスタイリングに定評がある。
インスタグラム @yumikomuroi
YouTube:「スタイリスト室井由美子channel」
青山の店舗は2023年12月にリニューアルオープン。カレンソロジーPRの箭内亮介さんとショップPRの渡邉春佳さんに、ブランドについて、お店について伺いました。
店内にいるだけでも、都内の喧噪から離れ、非日常のトリップ感が得られますが、そもそもこのブランドは「旅」テーマだそうです。「旅をしている知的でエレガントな女性たちのためのワードローブとスタイル」が、コンセプト。「旅にも持っていけるアイテムや、華やかにしてくれるけど気取りすぎないアイテムが多いですね」と、箭内さん。旅はすっかりご無沙汰ですが、世界観だけでもまといたいです。
渡邉さんも「お客様は、お仕事を持っていてキャリアを積んでいる方、リタイアされてライフスタイルに重きを置いている方などさまざまです。お仕事の休憩の合間にいらしてさっと買っていかれる方もいらっしゃいます」と、おっしゃいます。コスパより品質や着心地を重視する大人の女性に愛されているのでしょう。値段ばかり重視しがちですが、そろそろそんな境地に至りたいです。
人気デニムは計算され尽くされたシルエットで、はくだけでおしゃれに見える!
まずはデニムの着回しコーデを室井さんが組んでくださいました。ボリュームのあるデニムと、ブルーのストライプのトップスの組み合わせは、かつて憧れたシャルロット・ゲンズブールの残り香を感じさせつつ、こなれ感が現代にアップデートされています。
「カレンソロジーの新作デニムは、ワイドルーズなシルエットで下に重心を置いていて、こなれて見えるのがポイントです」と、渡邉さん。〈&RC〉というラインのワイドルーズデニムパンツは絶妙なシルエット。トップスのきれいなブルーが映えています。こちらも〈&RC〉ラインの、ウルティマコットンプルオーバーは、16500円とわりと手頃な価格です。デニムははいた感触が、ワイドなデザインで脚との間に空間があるので肌に密着せず、猛暑でもわりと快適です。
「カレンソロジーさんはボトムスにボリュームがあるものが多いですが、シルエットが計算されているので重く見えません。
またこういう新しいバランスを取り入れると、ベーシックな定番なアイテムも一気に今っぽい着こなしになります」と、室井さんもコメント。トップスはインでもアウトでも良いそうです。
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