年齢を重ねると、美しいロングヘアをキープすることが少しずつ困難になってくるものです。でも、きれいなロングヘアの女性を見かけると「私もまだまだ挑戦できるかも⁉」と勇気をもらえませんか?
mi-molletで問い合わせ多数の山根亜希子さんのロングヘア。50代に入ったとは思えないほど髪が艶やか、品の良さを感じます。山根さんのロングヘアをつくる美容院は? スタイリング法は? お気に入りヘアコスメは? 大人の美髪ロングを保つ秘訣をご本人と担当スタイリストに伺いました。
ボリュームと引き締めをバランス良く
計算高いヘアカットで大人ロングは一気に華やぐ!
「一時期、髪をボブにしようと考えていたんです」と山根さん。ボブのカットデザインを探しているとき、偶然好みのロングヘアを目にしたことで、今のヘアスタイルが生まれたそう。「アフロート リノの田邊可奈さんが、インスタで素敵なロングを提案されていて。特にアイロン使いが私好みだったんです。こんな風にアイロンを使えば、大人ロングでもまだまだ楽しめそう! と思ってすぐに予約を入れました。その髪型がひし形ロングです」(山根さん)
担当の田邊さんによると、大人ロングを成功させる秘訣は“骨格を意識したカット”だそう。
大人世代の場合、ロングヘアだとのっぺり見えたり逆に広がり過ぎたりなど、シルエットが原因で老けて見えるケースが目立つと、担当美容師の田邊さん。
「山根さんの場合、顔周りの髪がひし形になるように計算しながらカットして、頬骨に毛束がのるようにしました。さらに前髪は両端を長く、瞳より内側は少し短くする八の字カットに。これならロングヘアでも前髪が重く見えず、抜け感のある印象になれます」(田邊さん)
実際、このデザインを手に入れてから山根さん自身もスタイリングがラクになったとか。
「私は頬骨が高いことがコンプレックスだったのですが、ひし形ロングにしていただいたら、頬の印象が和らぎました。輪郭補正効果がとても高いと思います」と山根さん。
また、トレンド感のある透けバングも扱いやすいそう。「以前は前髪の真ん中が割れやすかったのですが、前髪の中心だけ少し短くカットしたことで、毛束がきれいに落ちるように。今はノンストレスです」(山根さん)
華やかなひし形シルエットは、
田邊さん伝授のアイロンテクでしっかりキープ
カットでひし形のベースを作ったら、スタイリングはアイロンでササッと仕上げるのが山根さん流。「田邊さん直伝のアイロンテクニックで、一日中シルエットをキープできるようになりました」と山根さん。
山根さんヘアの作り方!
耳に被るサイドの髪をクリップでまとめたら、耳後ろの毛束をアイロンに挟み、手前に引き出しながら内巻きにします。バックは毛先だけ外巻きに。
クリップを外し、サイドの表面の毛束だけ1回転半の内巻きにします。
前髪の端から顔まわりは外巻きにします。さらに、サイドの毛先も外巻きにしましょう。
サイドの毛束の中間部分だけ、もう一度アイロンで挟んで内巻きにします。ひし形の角を強調するイメージで行いましょう。毛束を根元から引き離すように浮かせて巻くのがポイントです。
FRONT
SIDE
BACK
ロングヘアなのに決して重くなく、軽やかな印象。コンプレックスをうまくカバーした大人世代が真似したいロングスタイルが完成です!
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