モデルとして、テレビ出演やラジオパーソナリティとしても活躍中の浜島直子さん、愛称“はまじ”。彼女がファッション、ビューティ、ライフスタイル、さまざまなジャンルで新しい自分を発見していく連載です。
先週に続き、今回もはまじの友達の話。これまで仲良くなってきた人とはどうやってともだちになってきたのか。はまじ流の関係性の築き方をお話してもらいました。
関連記事
疎遠になるのは寂しいけれど悲しいことじゃない。モデルはまじが友達について思うこと>>
パンツの締め付けが苦手...なら「デニム」はゆったりワイドストレートがおすすめ!【2024秋トレンド】>>
どんな個性も否定はしない。”それも含めて、その人”と認め合えることが大切
「特に大人になってから仲良くなった友人たちは、自分とウマが合うなとか、感覚的に気がいいなと感じたことがきっかけ。誰でも最初は人見知りすると思うんです。私もそう。初めて会う人には、”敵じゃないよ”ということを伝えたいから、笑顔で挨拶して、天気の話をしたり。何か特別なことはないけれど、そんなコミュニケーションをしている間に、なんとなく仲良くなる人がわかってくるんですよね。
ウマが合う、仲良くなれる人は、見方によっては合わないと思うようなところがあったとしても”それも含めて”と思える人が長く付き合える友人になっていく気がします」
「たとえば子ども通して仲良くなったママ友ふたりと私は、それぞれ“面白い”性格があります。
ひとりはじっといていられないアクティブさん。ちょっとでも時間があったらジムにいったり、パートを新しく増やしたり。もうひとりは、いつでもどこでもお土産あげたい人。私は、ひとつのことが気になると、そればかり考えてししまってパニックになっちゃうタイプ。
書き出してみると、3人ともバラバラでなかなかの個性ですが(笑)、それも含めて、その人だから、否定はせずに認め合えています。それぞれ自分のペースで。お土産をもらっても、必ず何かを返さなきゃと悩まないし、同じことばかり考えて悩んでいる私には、道ですれ違うたびに『落ち着こう! 一回忘れようか』と優しく諭してくれる。
お互いに認め合えているし、ウマが合うから、きっと子どもたちが大きくなっても仲良くやっていけるなと思っています。旦那の悪口を言えるのもママ友だし、日々のちょっとした体調の悩みを共有するのも彼女たち。あとは「今日の晩ご飯、どうしよう?」っていつでも言い合えるのも、近所のママ友だからこそ」
趣味も何もなくても、友達がいれば老後も楽しくなりそう
「ママ友も含めて、長く友人関係にいる人たちは皆、悩みを打ち明けられたり、弱いところ、恥ずかしいところを見せられるし、悩んでいたら一緒に親身になって考えたいし、考えてくれる人たちなのかもしれません。悔しいことがあったときや腹が立つことがあったときに、話すことでふっと心が軽くなったり。最近で言うと、春に愛犬のピピちゃんがなくなったときも、家族はもちろんだけど、友達がいてくれたからこそ、乗り越えることができたと思っています。ありがたいですよね。
すごくシリアスな部分をあげましたが、大半のときは何を話したか覚えていないような他愛のないことを延々と話しているだけなんですけどね(笑)。
でも、こんな関係を気づけているからこそ、何もなくても彼らがいれば、きっと老後もなんとか楽しく過ごせるんだろうなって思えるんです」
問い合わせ先
ジーンズ ファクトリー 卸団地本店 tel. 088-861-5100
フォーティーン ショールーム tel. 03-5772-1304
フーブス tel. 03-6447-1114
ボウルズ tel. 03-3719-1239
マイカ アンド ディール 恵比寿本店 tel. 03-6455-0927
撮影/沼尾翔平
スタイリング/亀甲有希
ヘア&メイク/吉岡美幸
構成・文/幸山梨奈
Comment