感情の起伏が激しくなるのは、花粉症と同じメカニズム!?

イライラやクヨクヨの解消には朝おかゆ!?中医学博士がメンタル不調と内臓との関係を解説!_img0
 

たくさんの方と接していると、イライラと怒っていらしたり、長いあいだクヨクヨと悩んでいらしたりと、激しい感情の起伏を垣間見ることも、少なくありません。

生きていれば、いろいろあります。ですから、わたしはいつも通り施術をさせていただくのですが、じつは、感情の起伏が激しい人は、からだも過敏になっていることが多いのです。
 

 


こころが過敏になっている人は、からだも過敏になっているので、不思議なことに、ふだんであれば、なんともない鍼治療を痛いと感じるなど、からだのリアクションも変わります。また、ちょっとした会話のやりとりでも、過剰に驚かれるなど、オーバーなリアクションをとる傾向があります。

じつは、こころとからだが過敏に反応するということは、いわばアレルギーのような症状が出ているということ。つまり、健康であれば反応しないことに、過敏に反応してしまう。たとえるなら、花粉症のメカニズムと同じなのです。

そして、このような人は、多くの場合、胃が弱っている傾向が見られます。やはり、原因はからだの中、臓にあるのです。こんなときは、まず胃を養生すること、そのためには、やはり朝ごはんにおかゆを食べることをおすすめします。