フィットネス系の習い事にかけるお金。幾らが妥当な金額だと思いますか？
スポーツジムやパーソナルトレーニング、その他フィットネス系の習い事についてミドルエイジ女性の金銭感覚を深堀りしてみました。
本音その１
「セルフトレーニングのジムで￥3000/月、トレーナーがいるジムで￥6000/月、興味のあるレッスンの内容によっては￥10000/月くらいを目安にしています」
「パーソナルトレーニングは、￥13000/90分、隔週で通っています。本当は毎週通いたいところですが、他出費との兼ね合いで難しいです」
多数のコメントの中で、スポーツジムは凡そ月に３～４回通って￥10000/月、パーソナルトレーニングでは1回あたり￥10000～￥15000が妥当という印象です。個人レッスンは割高になるので頻繁に通うのは難しいという声も。
本音その２
「ホットヨガは1ヶ月通い放題で￥15000ですが、頻繁に通えなくなって月に4回で￥8000のコースに変更しました。一回当たりの単価を考えると通い放題の方がお得なのはわかっていますが、その時々の自分の状況に合わせて検討するようにしています」
お得感よりも自身の状況に合わせて柔軟に検討するという方もいました。ダラダラと無駄な出費を続けないことは運動に関わらず大切だと感じます。
本音その３
「月4回のマットピラティスで￥9000、マシンピラティスを加えると￥10000/月は超えますが、￥20000/月までの範囲だったらセルフメンテナンスの必要経費で払ってもいい金額だと思っています」
運動が健康維持に必要不可欠な習慣となっている方は、多少高額でも許容している様子です。美容費や服飾費などと同様に運動にかかる出費を自身のメンテナンス費用として考えているという意見が多くありました。
本音その４
「単発の集団レッスンであれば￥2000～￥5000の範囲で内容によって判断しています。自分がお手頃だと思える価格であることが継続を後押ししてくれます」
自分が無理なく払える価格であることが大切という意見が多数ありました。自分にとって適正価格であることが運動の継続に必要不可欠な条件であると感じます。
40～50代ならではの運動のスタンスと楽しみ方のコツは？
若い頃から様々な運動を経験してきたミドルエイジ女性が現在はどんなスタンスで運動をしているのか、変化や楽しみ方の工夫を探ってみました。
本音その１
「運動を楽しいと思えなくなったら一度やめて休みます。そのときの自分の気分、体調、強化したい体の部位、なりたい自分を考えてやる気になったときに再開します。日常生活でこまめに動く意識を忘れずに、楽しそうと思うことがあったら挑戦できるフットワークを大切にしています」
飽きっぽいので運動が継続できない！ という声もたくさんある中で印象的だったコメントです。気持ちに無理をせず、やりたくない時はやらないという潔さにたくさんの賛同がありました。その時々の自分の気持ちや体の状態に合わせて実践する運動を変化させていくことも継続のポイントのように見受けます。
本音その２
「皇居ランをした後に仲間とビールで乾杯するのを楽しみに走っていました」
「友人とピラティスに通って、帰りにお喋りしてストレスを発散しています。大人の習い事は誰かと一緒に行くのも楽しいです」
運動をすることに付属した楽しみをつくるという声もありました。中には運動した帰り道にお気に入りのカフェでスイーツを食べるという方も。消費カロリーがプラスマイナスゼロになっても、心の栄養を大切にする寛容さもミドルエイジ女性ならではの感覚かもしれません。
本音その３
「運動にかける時間とお金はバランスよく考えたいです。今は自宅でストレッチをしたり近所をウォーキングする程度ですが、たまにヨガやパーソナルトレーニングなど自宅外のレッスンを受けたいので単発で通えるレッスンを探して受けています」
時間とお金がかかる運動は継続するのが難しいという意見が多く見受けられました。仕事、家事、子育て、親の介護などで忙しく、家のローンや子供の養育費、自身にかける美容費や服飾費など何かと出費が多いミドルエイジ女性。運動にかける時間とお金はバランスよく考えて取り組んでいきたいという声が多数ありました。運動する場所や時間帯、適正価格であることを含め、体と心の変化を柔軟に受け入れ、その時の自分が無理なく取り組める運動をすることが、緩く長く楽しむ一番の秘訣であると感じました。
文／ヒロカ
イラスト/カルピ子
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