日曜の夜にそっと心を軽くするヒーリングドラマ
『マイダイアリー』

【2024秋ドラ】神木隆之介×脚本家・野木亜紀子が日曜劇場で実現!見ないと損する「名作候補」3作_img0
『マイダイアリー』(ABCテレビ・テレビ朝日系/毎週日曜22:15〜)公式サイトより。
あらすじ:社会人1年目となった主人公が各話、些細なきっかけで過去の大切な思い出を振り返る構成で、大学時代をともに過ごした仲間との何気ない日常とそのつながりをノスタルジックに紡いでいくヒューマンドラマ。

昨年の4月から新設されたABCテレビ・テレビ朝日系の“日10”ドラマ枠。『日曜の夜ぐらいは…』(2023年)や、『アイのない恋人たち』(2024年)『素晴らしき哉、先生!』(放送中)など、個人的にこの枠の作品ってヒットが多いんですよね。メッセージがしっかりとしていて、脚本が緻密に作り込まれている。そのため、『マイダイアリー』も間違いないだろう! ということで、オススメに入れさせてもらいました。

 

主演を務めるのは、朝ドラ『おかえりモネ』(2021年・NHK総合)でブレイクを果たした清原果耶さん。連続ドラマに出演するのは、2022年の『霊媒探偵・城塚翡翠』(日本テレビ系)以来となります。作品選びをかなり慎重にされているイメージがある清原さんが出演されるというのも、“推せる”理由のひとつ。また、清原さん演じる優希が大学で出会うことになる“4人の仲間たち”、とくに“桜の木の下で夢中になって数式を書く不思議な青年”のキャストが誰なのかも楽しみです。


そして、これは個人的な好みになってしまいますが、“男女の青春群像劇”ってすごく好きなジャンルなんですよね。とくに、『オレンジデイズ』(2004年・TBS系)のように、大学を舞台にしたドラマだと最高! 大学生って、「もう大人だしっ!」と思っていても、まだまだ自立できていない部分もあったりして。大人と子どものはざまで揺れ動いていた“あの頃”の自分を思い出して、ちょっとエモーショナルな気分になっちゃいます。「あの頃は、青かったなぁ(遠い目)」なんて。

「あなたがふと思い返すのは、いつの、どんな人たちですか?」

青春時代を経験したすべての人へ贈るヒーリングドラマ『マイダイアリー』。日曜日の夜にぴったりなドラマになる予感!