キャサリン妃③:ここぞ、の場所ではエリザベス女王のアイコン傘も愛用

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2012年1月8日、UKプレミアに出席。 傘/フルトン ドレス/テンパリー・ロンドン 写真:AP/アフロ

こちらは懐かしい、結婚翌年のご夫妻ですが、レッドカーペットでのドレス&タキシード姿に合わせて、傘も女王がご愛用されている傘の黒を選ばれました。

ウィリアム皇太子が持ち相合傘状態ですが、キャサリン妃にさほどカバーされていないことはさておき(笑)、この傘があることでより華やかに、お洒落なアクセントとなっているから、小物は侮れません。

夫妻がお使いになる時には、通常黒や白とベーシックカラーのみ。これも若さゆえでしょう、ポップにまとめるよりも、モノトーンでスタイリッシュに使われています。

最後はこの夫妻。王室離脱を発表した直後のお姿でした。

 

メーガン夫人:英国らしさのあるダークカラーの傘

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2020年3月5日、エンデバー基金賞に出席。ワンピース /ヴィクトリア・ベッカム 写真:AP/アフロ

突如、英国王室高位メンバーからの離脱を発表し、世界中を驚かせたお二人。英国を離れる前、最後の公務の一つですが、この日は雨。それでも晴れやかで、新たな未来に期待を膨らませ、笑顔がやまないといった様子のメーガン夫人とハリー王子でした。

この時お二人でさしているのは、やはりダークカラーのシンプルなデザイン。とはいえハンドルの部分がウッドであったりと英国らしさを感じさせるクラシックな作りですね。フォックス・アンブレラ製にも見えますが詳細は不明。シンプル&スタイリッシュなスタイルが特徴的な夫妻らしく、オールパーツが黒に近いダークな色の傘を選ばれていました。

たかが傘、されど傘。見え方が変わるのはもちろん、自分の気分にも影響しそうです。明るい色は少しでも気分をアップしてくれるし、また優れた傘は雨音も美しく聞こえると言います。まだしばらく続きそうな雨の日を楽しく過ごしたいですね。


文/にしぐち瑞穂
 

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