40歳。個人差はあるでしょうが、40代という大台に突入するとき、この年齢に多少なりとも「う……」と圧のようなものを感じる女性は少なくないのではないでしょうか。

"Age is just a number."(年齢はただの数字)という名言には納得できる一方で、日常のふとした瞬間に、どうしても年齢を意識してしまうことが増える。外見のちょっとした変化、健康への意識、そして自分を取り巻く環境など……。

現在39歳のミモレ編集の山本。30代を惜しむ気持ちがフツフツと湧いたとき、なんとなくChatGPTに聞いたら、なんと「40歳まであと100日」でした。

「性格に難アリだと、自分がしんどい...」39歳、加齢のエネルギー不足で“性格が丸くなり”わかったこと _img0
 


年を重ねて「よかったこと」


40歳、いわゆるミドルエイジに突入。これまでも散々書いている通り、やはり若さにしがみつきたい気持ちが大きい私ですが、歳を重ねてよくなったことも色々とあります。

例えばキャリアが長くなるにつれて収入が増えたり、息子が成長して幼児期より手がかからなくなり、ひたすら可愛い恋人のような存在になったこと。仕事に子育てに愛犬のお世話に慌ただしい日々ではありつつ、大人になれば何事も自分主導で動けることが多いので、相対的な自由は増えました。

 

昔パラッパラッパーというゲームで『大人は楽しい』(Elephant Love)という曲が流行っており、当時からその歌詞がやけに耳に残って「大人ってそんなに楽しいの?」なんて思っていましたが、まさにそんな側面があります。

そしてここ数年実感しているのは、自分で言うのもなんですが、だいぶ性格が丸くなったと思うんです。

もともと気が強いのとわがままな性格はハッキリと自覚がありました。でも歳を重ねて気づいたのは、結局性格に難があると、誰がツラいって自分がツラい。しんどい。(いや、家族や周囲の人もツラいかもしれません)

人のストレスの9割以上は人間関係から来るといいますから、自分でもてこずる性格をして人に関わっていれば、マイナスな出来事は必然的に起きて必ず自分に返ってくるんですよね。

なので逆に自分が平和に落ち着けば、ストレスも減るし人生も平和になると思うのです。