40歳。個人差はあるでしょうが、40代という大台に突入するとき、この年齢に多少なりとも「う……」と圧のようなものを感じる女性は少なくないのではないでしょうか。
"Age is just a number."(年齢はただの数字)という名言には納得できる一方で、日常のふとした瞬間に、どうしても年齢を意識してしまうことが増える。外見のちょっとした変化、健康への意識、そして自分を取り巻く環境など……。
現在39歳のミモレ編集の山本。30代を惜しむ気持ちがフツフツと湧いたとき、なんとなくChatGPTに聞いたら、なんと「40歳まであと100日」でした。
「港区女子(39歳)」はツライ
40歳目前、以前も書いた通り、「40歳」という年齢を少々しんどく思っている私。
美容に課金したりダイエットしたりと、自分らしい年齢の重ね方・年齢の受け入れ方がイマイチわからず、とりあえず目先のアンチエイジングに必死になっているわけですが……。
ここにきて最近、何故だかこんなことをよく言われるようになりました。
「山本さんって、港区女子ですよね」
記憶に新しいというか一番インパクトがあったのは、ミモレの同僚であるヒオカさんからこう言われたこと。
そのときの私の心境、想像できますでしょうか。
ヒオカさんはまだ28歳で(若!)ひと回り近く年下なんですが、そんなイマドキのアバンギャルド的な若者から「港区女子」と言われた衝撃。(※ヒオカさんに他意はないです。お互いに『港区ママと貧困女子』なんてネタをラジオで披露するくらいには仲良しです。この話はまた後ほど)
ちなみに皆さんご存知の通り、「港区女子」とは、2015年頃から東京カレンダーWEBを発端に流行りだしたパワーワード(ただ厳密には、昭和バブル期からこの言葉は存在したそうです)。私も当時東京カレンダーWEBで小説やエッセイを書かせてもらっていたので、港区や港区女子のコンテンツをコツコツ作りながら、まさに「バズ」という現象を間近で見て興奮していました。
(港区女子のお話の著書、よろしければ→『不機嫌な婚活』『恋と友情のあいだで』)
そもそも39歳で「女子」というのも微妙な気がするのに、「港区女子(39歳)」なんて、字面が非常に残念な方向に強くなる。しかもまもなく(40歳)になる。
いい歳して子供もいるのに、ギラギラした印象を周囲に与えているんでしょうか。なんならイタイ。ていうか憧れの先輩・松崎さんからどんどん遠のいていく……。
しかもこんな公の場で書いてますが、最前線の20代のキラキラした港区女子を知っている人が見たら「は? どこが港区女子?!」とドン引きされるでしょう。自分が一番わかっています。
(でも昔お世話になった元東京カレンダープロデューサーの方にも最近「山本は元港区女子」ときっぱり言われたので、一応自称ではないことを主張させてください)
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