子どもたちの肌悩みや関心事である美容のあれこれをウォブクリニック総院長の髙瀬聡子先生と美容エディターの藤井優美さんに教えてもらう美容塾。今回はUVケアについてのノウハウを教えてもらいました。
第1回「30年前とは様変わりした「ニキビの肌悩み」を解決する方法!洗顔は?お手入れ方法は?皮膚科医と美容エディターとともに考えます」>>
子どものUV対策、どうしていますか? いつから始めたらいい?
昨年の全国高等学校野球選手権大会(高校野球)に出場した選手が、「ニベアの日焼け止めを使用している」とコメントし、大きな話題になりました。美肌への関心は男女問わず、しかも低年齢化してきていますが、「肌のことを考えるならば、UVケアは基本」と話す髙瀬先生。
Q:子どもにUVケアは必要ですか?
髙瀬:「紫外線対策をしている=美容感度の高い人」と思われていますが、日本人の三大がん疾患に「皮膚がん」が入ってくる可能性が出てきているのです。現にオーストラリアを始めとする紫外線量が多い国や地域では皮膚がんは上位にあり、UVケアは必須と言われています。UVケアはシミ・シワのための美容ではなく、皮膚がんから守るためのお手入れとして認知されていくでしょう。
藤井:うちの娘は幼児のころからUVケアをしていて、小学生くらいからは自分で塗らせています。ただ、UVケアを通年でおこなうという意識はなく、夏の暑い日くらい。習慣になっていないため、ちゃんと塗っているとはいいがたい状況ですね。とはいえ、中学生になり肌や髪・おしゃれのことが気になりだしてからは日焼け止めを使うようになっています。
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