候補者の胸中に共鳴し「泣きそう」
審査の中で、ちゃんみなが候補者に向けるまなざしが優しすぎてビックリします。また、とても真摯にひとりひとりと向き合っている姿が印象的です。
候補者のひとりに、ちゃんみなが優しく「どんなところに自信がなかった?」と問いかけると、
「自分は実力だけはつけてきたけど、人の足を止めたりひきつけられる人間じゃないのかなって」と候補者が答えます。
するとちゃんみなは「泣いちゃいそうになった。全く同じ過ぎて私の昔の理由と」と呟きました。
ちゃんみな自身、様々なオーディションに挑戦し、幾度となく「No」を突きつけられたと言います。そこから這い上がり、1人のアーティストとしてステージに立つ彼女だからこそ、誰よりも候補者の自信の無さや不安に共感・共鳴し、寄り添えるのかもしれません。
何よりも声を重視する
ちゃんみなは「No No Girls」で重視するものについて、次のように答えています。
さらに、「音楽の知識ない方が面白い」と続けたちゃんみな。
さらに、日本のアイドル文化のダンス偏重の傾向についても指摘しています。
日本っていう島国のアイドル文化とかこれは決して「悪い」「いい」ではなくてダンスを頑張り過ぎだと思う。ダンスにフォーカスをしすぎていて本当に「声」を届けたいって言っている子たちが逆に見つけづらい。
その精神やビジョンを裏付けるように、最終審査に残ったのはとにかく歌が上手い子たちばかり。通常オーディションであれば容姿が秀でた子やダンスが上手い子が注目されがちで、本当に歌がうまい子って少数だと思うんです。でも、「No No Girls」の候補者はのど自慢のような歌うまが集まった音楽番組に出場すれば話題になるような子たちばかり。30人の歌声を聴きましたが、すでにシンガーソングライターをしていそうな子や、バンドでボーカルを務めていそうな子がズラリ。その歌唱力に圧倒されっぱなしでした。
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