白きくらげとれんこんの甘酢
薬膳にも使われる滋養のある食材を使って。
材料(つくりやすい分量)
白きくらげ(乾燥)……10g
れんこん……1節(150g)
A
|酢、水……各大さじ2
|砂糖……大さじ1と1/2
|塩……小さじ1/2
|しょうがのせん切り……1/2かけ分
くこの実……10g
すだち……1個
右が白きくらげ、左がくこの実。白きくらげは肌を健やかに保つ働きが、くこの実は疲労回復などの効果があるとされ、薬膳などにも使われる。
作り方
① きくらげは水に30分ほど浸してもどし、熱湯で1分ほどゆでる。湯からとり出して(ゆで湯はとっておく)流水にさらし、水けをきる。
② れんこんは薄いいちょう切りにし、水にさらす。①の湯に塩、酢各少々(材料外)を加えて2分ほどゆで、湯をきって水けをふく。
③ Aに①、②、くこの実を入れ、10分ほどおいて味を含ませる。
④ 器に盛り、すだちを薄切りにして添える。
『かんたん家計ノート2025』
講談社・編
累計892万部『日本で一番売れている一番かんたんな家計簿』の2025年版。巻頭の第一特集は手軽に作れておいしいと評判の料理研究家・堤人美先生の「ごちそうレシピ」。手作りごちそうのアイデアやコツ、楽しみ方を紹介しています。週末コラム「現代礼法研究所」主宰岩下宣子氏の「知っておきたい令和のマナー」を掲載。
料理製作/堤 人美
撮影/嶋田礼奈(本社写真部)
スタイリング/吉岡彰子
取材/庄司和以
前回記事「【レシピ付き】忙しい現代家庭のためにレシピも進化!「かんたんでおいしい!」いま作りたい家庭料理3つのポイント」>>
堤 人美(つつみ ひとみ)
料理研究家のアシスタントを経て独立。手軽でおいしいのはもちろんのこと、意外な材料の組み合わせで驚くレシピも多数発信。作るだけでなく食べるのも大好き。『気軽にできて、とびきりおいしい!グラタン・ドリア』(Gakken)、『堤人美の旬を漬ける保存食』(NHK出版)など著書も多数。