【レシピ付き】忙しい現代家庭のためにレシピも進化!「かんたんでおいしい!」いま作りたい家庭料理3つのポイント_img0
 

調理器具が変わり、食材が変わり、好みが変わり、ライフスタイルも変化する中で、レシピもどんどん進化しています。『お料理家計簿2025』の特集から、キャリア45年になるベテラン料理研究家・大庭英子さんに、3つのポイントから“いま”の家庭料理のおすすめレシピをうかがいました。
 

 

【この記事のレシピの決まり】※C=計量カップ(200ml)、大=大さじ(15ml)、小=小さじ(5ml)。
 


【1】“いま”に合わせた定番料理


いつでも食べたいと思うものこそ”定番料理“。”いま“に合わせて、手軽にできて栄養も充実、おいしさへのこだわりも大切にしたレシピです。

チキンヨーグルトカレー

【レシピ付き】忙しい現代家庭のためにレシピも進化!「かんたんでおいしい!」いま作りたい家庭料理3つのポイント_img2
 

長く煮込まなくてもうまみの出る鶏肉をメインに。野菜は煮込まず、サッと揚げて添えます。
 


 材料(2~3人分)
鶏もも肉……2枚(500g)
 塩……小さじ1/2
 カレー粉……大さじ1/2
トマト(完熟)……大1個
クミンシード……小さじ1

A
|刻み玉ねぎ……2個分
|刻みにんにく……1かけ分
|おろししょうが……小さじ1
プレーンヨーグルト……250g

B
|カレー粉……大さじ3
|カイエンペッパー……小さじ1/2
|塩……小さじ1
|ローリエ……1枚

サラダ油……大さじ2と1/2


|なす、オクラ、黄パプリカ、ズッキーニ……各適量

揚げ油……適量
温かいごはん……適量
 

 作り方 

① 鶏肉は4~5cm角に切って塩、カレー粉をまぶし、10~20分おく。

② トマトは横半分に切り、種を除いて1cm角に切る。

③ フライパンにサラダ油大さじ1/2を熱し、①を入れて強めの中火で両面を焼き、取り出す。

④ フライパンを洗い、サラダ油大さじ2とクミンシードを入れて弱火で炒め、香りが出たらAを加えてよく色づくまで15分ほど炒める。③を戻し入れ、ヨーグルト、②、Bを加えて混ぜ、煮立ったらふたをし、途中混ぜながら20~25分煮る。

⑤ Cの野菜は食べやすく切り、揚げ油で揚げる。

⑥ 器にご飯を盛って④をかけ、⑤を添える。

【メモ】水などの水分を加えず、トマトとヨーグルトで煮込むと、うまみとこくがプラスされる。