料理研究家・小林まさみさんの義父で、ご自身も料理研究家の小林まさるさん。91歳の今も日々キッチンに立ち、さまざまなチャレンジをしています。元気の源や毎日の食生活を『かんたん年金家計ノート2025』の特集からご紹介します。
1 朝7時に起きて、夜9時には就寝
2 毎日よく歩く
3 好き嫌いなく何でも食べて腹八分目
4 お風呂でのストレッチを欠かさない
5 散歩中、すれ違うナンバーで脳トレを
6 不安なことは指差し確認
7 年だからといわない
体も脳も動かして、新しいことにも挑戦を!
早寝早起きをして、毎日よく動いて歩き、好き嫌いなく何でも食べることを心がけているというまさるさん。
「犬と散歩に行ったり、食材の買い出しに行ったりして毎日7000歩。多い時は1万歩歩くこともあるよ。帰りは荷物が多くなるからね、徒歩だといい運動になる。そして外に出て、すれ違う車があったらナンバーを見て、4桁を計算したりするの。例えば2357だったら、全部足すと17とか、2×3=6、5×7=35。それを足すと41とかね。それから家の表札を見て、同じ苗字の友人を思い出したりして、頭を働かせるようにしているのさ。こういうことは僕なりの脳トレ。チョットしたことだけと、ただボーッと歩くよりいいからね」
またお風呂のときはストレッチを欠かしません。「腕をグーッとのばしたり、体をひねったり、あたたまっているときにやると負担がかかりにくいと思う。以前、五十肩がよくなったこともあるよ」。
こうした生活習慣以外にも、「なんでもまずはやってみる」ことを心がけているとか。
「年齢を理由にあきらめるのはもったいよね。僕が料理の仕事を始めたのも70代になってから。80代になってからはYouTubeの配信もやっています。全く知らない世界だったけど、新しいことを始めるのは楽しいね」
楽しく、気さくな人柄で、誰からも慕われるまさるさん。この心と体の柔軟さが元気の秘訣と言えそうです。
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