最新リキッドファンデーションは「ブラシで筋塗り」がツヤ感のある立体感美肌になれるコツ!【長井かおりの40代ベースメイク】_img0
 

ファンデーション編、今回はリキッドやクリームといった液状タイプの塗り方をご紹介します。いつものご自身の塗り方はどっち?

左写真は、頬にファンデーションを置いて、指で全顔同時に塗り広げているところ。右写真は、ファンデーションブラシを使って片方ずつ塗り広げているところです。
みずみずしく、なめらかで伸びがいい液状タイプのファンデーション。これまでは左写真の塗り方でキレイに仕上がりました。が、最新のファンデーションを使うなら、断然ブラシで塗る方が手早くキレイに仕上がるんです。

 


液状ファンデーションは“固定力”に注目を
ぴたっと留まるので片側ずつ手早く塗りたい


最近の液状ファンデーションといえば、リキッドもクリームもとにかく保湿美容成分が豊富に含まれ、みずみずしくリッチなテクスチャーのものが多いですよね。日中、つけている間中、うるおい感が続くのも魅力です。
が! 保湿力がアップしたのと同時に、意外かもしれませんが固定力も高まっているというのが長井の分析。固定力とは、肌に塗ったときに、その場でぴたっと留まるスピード感のことを呼んでいます。
つまり、うるうるでしっとりなめらかなのに、肌に伸ばすと素早く吸い込まれるように定着し、ヨレにくいということ。実は、かつての液状ファンデーションは、肌の上で長い時間テクスチャーを動かすことができたので、塗り塗りしながら濃淡の調整がしやすく、プロ的には便利だったんです。ですが、今はすーっと伸ばすとあっという間に留まるので、手早くその場に置くようなイメージで塗るほうがキレイに仕上がるんです。ファンデーションブラシで塗るのがおすすめなのも、そういった液状ファンデーションのテクスチャーの性質から。行ったり来たりさせず、内側から外側へ、ひとはけさせるだけで一気に薄くのばせます。液が固まりやすいのでぜひ片頬ずつ塗ってくださいね。

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こちらは従来のリキッドファンデーションの塗り方。頰やおでこ、あごなど何点かに置いて指で塗り塗り、擦り込むようにのばしていきます。でも、固定力が高い最新の液状ファンデーションを使うと、途中でのびなくなり、ムラになったり、パサついたりする原因にも。
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おすすめはこちら。目頭の下から口角あたりまで、すーっと直線状にファンデーションをのせたら、ファンデーションブラシを使って、3ラインほどに分けて斜めに引き上げ塗り。ファンデーションが留まる力が強いからこそ、ブラシで伸ばしていく過程で、中央が厚く、外側が薄いグラデーション塗りがさっとはけで完了します。
 
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