社会人になって衝撃を受けた既婚者の“あわよくばマインド”
前編では、世代が違っても仲良くなりたい、思わず慕いたくなる上の世代の特徴について触れました。一回り以上年の離れた友人が多い筆者ですが、やはり同性がほとんど。異性だと、友情が成立するハードルってグンと上がるような気がします。
それはやっぱりなんてったって、「下心を感じるから」。これに尽きます。
社会人になって、色んな人の体験を見聞きしてびっくりしたこと。それは、既婚子持ちの“あわよくば”・“ワンチャン狙う精神”の旺盛さ。左手の薬指の指輪は、色欲的なものを封じる要石的なものかと思っていました。そんなわけなかったーー!!まさかここまでなんて、って感じです。
前編「「おじさんになったら美学が必要」友人の発言から考えた年下から慕われるミドルエイジの条件とは」>>
子どもぐらいの年齢の異性を恋愛対象として見る男性の多さに驚愕
そして、女性に比べ、圧倒的に男性は自分の子どもくらいの年齢の異性を性的な対象として見る、という事実を否応なく突きつけられるのでした。これは印象論ではなく、客観的なデータでも明らかになっており、『ハーバード数学科のデータサイエンティストが明かす ビッグデータの残酷な現実』(著者:クリスチャン・ラダー、翻訳:矢羽野 薫/ダイヤモンド社)によると、アメリカの年間100万人以上が利用する婚活サイトの統計のデータから、「男女がどの年齢の異性に最も魅力を感じるか?」を調査したところ、女性は年齢と共にその対象年齢が上がっていくのに対し、男性は50代になっても20~24歳の女性に魅力を感じ続ける、という結果になったそうです。
そういった客観的事実もあるので、やっぱり年上の男性と仲良くなるってリスキーだな、と警戒してしまうのは本能的なものなのかもしれません。
「男女の友情は成立するのか?」という命題は何周もするものですが、筆者は「余裕で成立する派」で、実際男友達は何人かいます。しかし、世代が違うとなると、同世代だと生まれる仲間意識的なものがなく、寄ってくる理由がもはや下心オンリーみたいなことになったりするので、話が違ってくるんですよね。
筆者はギリギリ20代ですが、5~6年下の新社会人の子達を見ても、「若い」を通り越して「幼い」くらいに感じるので、仲良くなれるとは到底思えないですし、ましてや恋愛対象になるだなんてとんでもない! と感じるのです。今でもそうなのに、子どもくらいの年齢をそういう対象として見る感覚って、本当にわからないんですよね。
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