メイクをした以上は落とすケアはマスト。それは敏感肌や肌の未熟なキッズにおいても同じことが言えます。だけど、まだ未成熟な肌やセンシティブな肌の場合は、より厳選したいですよね。そこで、皮膚科医や美容家への取材をもとに、小学生の子どもにもオススメできるクレンジングをピックアップしました!
☑️ 敏感肌にもOKな処方
☑️ 肌あたりが優しく、洗浄力が強すぎないミルクタイプを
☑️ メイクなじみがよく、すすぎもスピーディだとベター!
バリア機能が成熟しておらず、刺激を受けやすい小学生キッズの肌は、大人の敏感肌ととても近しいもの。特にクレンジングは、キッズ専用のものがないことを考えると、大人用の敏感肌対応のクレンジングを選ぶのいいでしょう。
また、オイルやクリームなど、タイプがいろいろあるけど、すすぎの簡単さ、扱いやすさや肌へのやさしさを考えると、ミルクタイプがベスト。
大人に比べると手先が器用でない子どもには特に、軽くくるくるするだけでメイクが浮き上がってきたり、水とのなじみやすくすすぎやすいものの方が、ゴシゴシ擦ったり、落とし漏れを防ぐというも意味でもオススメです。
厚みのあるテクスチャーで
濃いめのメイクまで優しくオフ!
敏感肌を考えた低刺激性で摩擦の起きにくいテクスチャーにこだわっており、クリーミィな質感で肌の上をくるくるしている間中、厚みのある膜をキープし、すばやくメイクになじむから、こするリスクを減らせます! さらに落ちにくいアイテムもすっきりと落とせて、さっとすすげ、潤いを残しながら洗い上げてくれるのも頼れるポイントです。
うるおいとすっきり感のバランスが絶妙
ベタつき気になり出す高学年にも◎
子どもの肌に負担をかけず、すっきりとメイクを落とす方法を教えてくれた美容家、瀬戸口めぐみさんが監修するクレンジング。濃密なミルクタイプなので、肌になめらかに伸び広がって、きちんと潤いは残しながら、すっきりとした後肌に洗い上げてくれます。ベタつきが残らないので、皮脂分泌が増え出し、ニキビが気になり出す高学年のキッズにもぴったり!
乳液成分だけでできたクレンジング。
優しく拭き取るだけでO K!
100%乳液処方で、洗い流し不要のタイプ。クレンジングがまだ難しい幼い子どもやポイントメイクのみ楽しんだときにあると便利な1本です。ポイントは、たっぷりの量をコットンに含ませて、肌をこすらないように優しくクルクルすること。それだけでメイクが落ちるし、何より乳液でできているので、肌に残っても問題なく、保湿まで完了! ちなみにこちら、大人が帰宅後、とりあえずドロドロと落ちかけたメイクをオフしてすっきりしたい時にもオススメです。
以上、キッズにオススメのクレンジングを3品ピックアップ。もちろん、肌に合う、合わないがあるのは子どもも大人も同じ。赤みやかゆみなど不快感があるようなら、すぐに使うのをやめる、落としたらうるおすケアをセットでする、と教えるのも、大事な「肌育」。ぜひ子どもと一緒に、肌の声に耳を傾けながらケアしてくださいね!
<INFORMATION>
『メイクアップアーティストのママが教える はじめての子どもメイク』
イガリシノブ・著
12月20日発売(Amazonで先行予約受付中!)
¥2090/講談社
「子どもたち〜、涙袋だ!」人気ヘアメイク・イガリシノブの新刊は、なんと小学生のためのメイク本!
初!メイクアップアーティストのママが教える小学生のためのメイクきほんのき。「メイクに興味を持ったら最初に手に取る本」です。今知りたい子どもメイクの全てをまとめます。本書は子どものメイクをはっきりとした理由もなくタブー視しません。してみたいという心を伸ばすための基本ルールを日本で初めて解説。「してはダメ」と好奇心に蓋をすることで、独学の間違った知識に手を染めるきっかけをつくってしまうのではなく、正しい知識とメイクアップというアートの楽しさを教えることで、自信や感性を磨くきっかけをつくります。また、肌トラブルやTPO トラブルに巻き込まれないための、スキンケアや指針も用意します。皮膚科医、エステティシャン、ネイリストといった専門家がメイク提案以外の不安や疑問に答えるプロとして監修参加。
●目次
プロローグ まずはリップをぬってみよう!
第 1 章 子どもたち、なみだぶくろに注目だ!
第 2 章 お肌のメイクは、加工アプリよりもおもしろい
第 3 章 がいこつがポイント!まぶたと目のメイク
第 4 章 つめ・まつげのメイクは特別な気分で!
エピローグ 「かわいい」を決めるのは自分だよ!
●メイクを通じて社会を知るコラム
おはなし 1 ちがいをみとめる「ほめる言葉」
おはなし 2 健康なお肌はメイクの第一歩
おはなし 3 「ルール」を決めよう
おはなし 4 キレイなつめを育てる
おはなし 5 作品をつくってみよう
おはなし 6 メイク記念日をつくろう
おはなし 7 すてない工夫
構成/坂口彩
前回記事「【子どもの正しい洗顔】泡立ては?順序は?せっけんで落ちる日焼け止めも残さずオフ【健康な肌は親からのギフト】」>>
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