「○○でいっか」と妥協せず「自分にとっての一番を選ぶ」のが、これからの私の買い物ルール
先日あるショップでパンツを試着したとき、私が欲しかった色のサイズが欠けていて、欲しかった色でワンサイズ下のものと、違う色でちょうどいいサイズのものを試着しました。店員さんは「ワンサイズ下でもきれいに穿けてますよ」と言ってくれたけれど、結局買わずに帰りました。(帰ってきてからオンラインショップを覗いてみたら、欲しかった色とサイズのものがちょうど販売されていたので、結果的に目当てのものを購入することができました)。
以前の私だったらすぐに穿きたいから「違う色でもいっか」、もしくは「ワンサイズ下でも入るからいっか」と、ちょっと妥協して買い物をしていた気がします。ただ、さんざん買い物に失敗して、服を手放す痛みも経験してようやくクローゼットが整った今、一番じゃない服はワードローブに入れたくないマインドにすっかり変わりました。
クローゼットが整ったので次はインテリアだと思い、最近少しずつ模様替えを進めているのですが、服と同様、家具やタオル、照明のコードの色に至るまで、「自分にとっての一番を選ぶ」をルールにしています。
また、適切な判断ができなくなってしまうのでセールには行かない、半年先の自分の気分が全く予想できないので予約購入はしないことも、私なりの買い物ルールです。
気が変わる自分、旬のおしゃれがしたい自分に合わせて変化する、巡りのいいクローゼットが理想です
夏はシャツにスラックス、冬は上質なカシミヤニットにデニムといったような、シンプルなスタイルの女性像に憧れがあるものの、現実の自分は、スカートもパンツもはきたいし、カジュアルな日もあればきれいめな日もあって、流行りの色やアイテムも適度に取り入れたいミーハー心もあって、おまけに飽きっぽい。
憧れとは程遠いけれど、そんな変わりやすい自分が自分なんだなと受け入れてみたら、なんだか心が軽くなりました。突然買い物をストップさせたり暴飲暴食するように過剰に買ったりなど、無理なダイエットみたいなことをせずに、適度に新しい服をワードローブに加えながら、着なくなったものは手放していく、巡りのいいクローゼットが今の自分の理想です。
洋服を着ることによって『今日の私は可愛いな』と思うことや、裸では叶わないことを衣服が叶えてくれることは、とてもファンタジーである。
これはある日偶然見つけた、crinkle crinkle crinkleというブランドのデザイナーさんの言葉です。この言葉は、趣味らしい趣味がない私にとって、「洋服を着ること、コーディネートを考えることは単純にすごくワクワクする遊びなんだ」ということを思い出させてくれました。
これからもまた「服はあるのに今日着る服がない!」と嘆く日がきっと来るとは思うのですが、その都度見直して巡らせて、そのときの自分にフィットするクローゼットにアップデートしていけたらいいなと思います。
前回記事「「新しく買ってもクローゼットに服が根付かない」悩みの40代エディター。“3つのルール”で手放したら、残ったのは「全部で50着」でした!」>>
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