日常生活で「There you go」を使うのはどんな時?
では、ここからは、「There you go」を使ったり、耳にしたりするのはどんな時なのか、これまでに私が体験したシーンを交えて紹介したいと思います。
意味①「はいどうぞ」
私が日常会話で聞くのは、だれかに「あれ、取ってもらっていい?」と頼んだ時に、「There you go」と言いながら渡してくれるシーンです。
ほかには、お店で在庫を探してもらって、見つけてくれた物を私に渡してくれたときに「There you go」と言われたこともあります。なお、お店は高級店ではなくカジュアルなお店です。
意味②「いいね、その調子」
息子がコーチと一緒に野球のバッティング練習をしていた時。教えてもらったことがなかなかうまくできなかった後に、コツをつかんでよくできたときに、コーチが「そうそう、それ!」「その調子」「いいね」の意味で「There you go」と言ってくれます。
意味③「ほらね、言ったでしょ?」「ほら、できたでしょ」
また野球の例えになりますが、チームメイトの親と私が私の息子について、こんな会話をしていたときのこと。
私「最近息子が不調で、なかなか打てなくて……」
相手「そんなことないよ、打てるよ」
こんな会話をしていた後に、息子がヒットを打ったら、その人が私に「There you go」(ほらね、打ったでしょ?)と言ってくれたことがありました。
ほかにも意味や使用方法はありますが、私の生活の中でよく耳にするのはこんなシーンです。
なお、「There you go」は辞書にもあったとおり、カジュアルでくだけた表現なので、オフィシャルな場面や目上の方には使わないようなので気をつけなければなりません。
もしほかにも「こんなシーンで使いましたよ」という体験談があったら、ぜひコメント欄で教えてください!
イラスト:Shutterstock
構成・文/高橋香奈子
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