滑りやすい道での転倒を防止、歩行サポートもしてくれる「クレストン ハイク ウォータープルーフ」
2コーデ目のシューズは、トレッキングシューズ「クレストン ハイク ウォータープルーフ」です。
「ローカットのデザインで、タウンユースでも山でも使えるトレッキングシューズです。こちらもビブラム社のソールなので滑りにくいです。ソールが固いと重いと思われるかもしれませんが、逆なんです。ソールが固い方が安定感があって、長く遠くに歩きたい方にはおすすめです。山をやられない方でも、軽いハイキングに行かれるときにも活躍するシューズ。防水性があるので雨の日にタウンシューズとしても使えます」
「山をやる」と、アウトドアに親しんでいる佐竹さんらしいセリフがプロっぽくてかっこいいです。山をやる機会は当分なさそうですが、最近、日本の気候も過酷になっているので、悪天候に対応できるシューズがあったら安心です。しかも20790円という、高機能なのにお求めやすいお値段です。
「お子さんと公園で遊ぶときや、フェスに行くとき、キャンプにもおすすめで、汎用性が高いシューズてす」と佐竹さん。フェスに行くと体力的に死にそうになりますが、このシューズがあれば乗り切れるかもしれません。
室井さんの靴下合わせのコーデが効いています。「ベターテリーワンピース」も暖かくて着心地良いです。17600円とのことで、久しぶりに1万円台のワンピースを見て、赤い色との相乗効果でテンションが上がりました。
「トレイル用のシューズは、機能的かつお洒落に決まる1足。今回はノルディックな靴下を合わせて、今季らしくブラウンを差したコーデにしました。靴下合わせが苦手な方は、色をリフレインすると簡単。ワンピースの『赤』を靴下でも取り入れているので、全体がうまくまとまります」と、室井さん。
このシューズをはいてみて驚いたのは、歩きやすいだけでなく、なぜか足が勝手に前に進んでいくという前進力。このタイプのシューズをはいたことがなかったので、個人的な感覚かもしれませんが、歩くのがラクだと実感。このところ、底が薄い靴だと地面の固さを感じて足が痛くなりがちだったのですが、この安定感があるしっかりしたソールなら、どんなハードな道も歩めます。都内の坂や地下鉄の階段も歩きやすそうです。滑りやすい道での転倒を防止して歩行サポートもしてくれる(個人の体感)なんて、老後まではき続けられます。
ザ・ノース・フェイスのシューズをはくことで、インドア派の私も「ハイキング」「トレッキング」「フェス」「キャンプ」などへ一歩踏み出す勇気が出そうです。ウェルネスの扉はすぐそこに……。
(次回、ザ・ノース・フェイスの最新アイテムを忖度なし試着レビュー! 11月24日配信予定です)
室井由美子さんセレクト!ザ・ノース・フェイスの「歩きやすい」「滑りにくい」「冷え性におすすめ」シューズをスタイリング【商品画像あり】
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「アラフィフの壁」を無理なく、軽やかに越え続ける漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんが、自らのアンテナに引っかかった事象を紐解く連載です。若い世代を中心に大人気のアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」が気になっているなめ子さん。機能性とファッション性の高さが両立するザ・ノース・フェイスの名品アイテムをスタイリストの室井由美子さんがセレクト&スタイリング、なめ子さんが試着し忖度なしのレビューをお届けします。
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前回記事
コンテの「10万円以内」「完売済・再入荷決定」人気アウターを忖度なし試着レビュー【辛酸なめ子×室井由美子】>>
撮影/目黒智子
ヘアメイク/コンイルミ(ROI)
構成/露木桃子
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