ミモレ世代の素敵な方のクローゼット取材を通して、自分らしい服との付き合い方を探っていくシリーズ、今回取材させていただいたのは長年ファッションやビューティ、ライフスタイル分野のフリーランスPRとして活躍する藤田敦子さん。昨年、引っ越しを機に大幅にワードローブを見直したという藤田さんに、無理に減らしすぎなくても心地よいクローゼット作りについてお話を伺いました。
 

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藤田敦子さん
大手化粧品会社PR・企画開発担当後、オーガニックコスメのPRを経て、現在はフリーランスで様々なジャンルのブランドのPRを担当。また、イベント企画やマネジメントなど、活動は多岐にわたる。京都出身。
Instagram:@blenda0305

 


服が好き。だから無理に数を減らしすぎず、効率的な「見える化」クローゼットをとことん研究!

「あれ?こんな服持ってた?」とならないためにクローゼットは「完全見える化」に。数を減らさなくてもクローゼットが整う3つの収納術とは?_img0
L字型のウォークインクローゼットを旦那さんと二人で共有。右側が藤田さん用、左側が旦那さん用と、左右でエリア分けをしているそう。


以前は部屋を一つ潰して丸ごとクローゼットにしていたくらい、とにかくたくさんの服を持っていたという藤田さん。

去年の7月に今の家に引っ越したのですが、引っ越しのタイミングで夫から、“もう服が山盛りみたいな感じはやめよう”と提案されて(笑)。新しい家ではあえて大きすぎないクローゼットにしようと話し合って、これを機に手持ちの服をかなり見直しました。

とはいえ、私は服が好きだし、ある程度いろんなバリエーションのおしゃれを楽しみたいタイプなので、新しいクローゼットにオールシーズン全ての服を収められるくらい、自分のワードローブを劇的に減らすのはやっぱり難しくて……。趣味のキャンプ用品を収納するために元々倉庫を借りていたので、シーズンオフの服は無印の衣装ケースに詰めて倉庫に保管し、定期的に入れ替えることで、無理に服を減らしすぎなくても、手持ちの服を把握できるようになりました。

新しい家はフルリノベーションをしたので、無印の衣装ケースを並べたときにぴったり収まるように予め計算してクローゼットを作ってもらったところが一番こだわった点です。

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「無印の衣装ケースがピッタリ入るサイズに設計。デニムやソックスなど、ハンガー掛けできないアイテムを収納しています」


決して少なくない服を管理するための3つのポイントとは?


何がどこにあるかを把握できているのは、便利グッズを活用しながら、なるべく仕舞い込まず見える化しているから。そんな藤田さん流のクローゼット収納ルールを教えていただきました。
 

ポイント1. 服も靴も小物も一目で見渡せるよう、出しっぱなし収納メインに

あれ? こんなの持ってたっけ? という経験を今まで本当にたくさんしてきたので(笑)、余計なものを増やさないために、そして自分の物量を常に確認できるように、できるだけ仕舞い込まず出しっぱなしに。今の状態ですでにいっぱいいっぱいなので、何か一つ買ったら何かを一つ手放すようにしています。

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玄関に作り付けたシューズコーナーはあえて扉を付けず見える化。靴ホルダーを活用してスペースを有効活用しています。
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サングラスと小さめバッグ、帽子などの小物類は、有孔ボードを活用したお手製の壁面フックに収納することで見える化。


ポイント2. 便利グッズを賢く活用。新製品も常にチェックします!

持っている服の数がまだまだ多いので、ハンガーなどの便利グッズは定期的に新製品をチェックして、フル活用しています。今気になっているのは吸着式衣類スチーマー。服にピタッと吸着して片手でアイロンがけができるそうなので、買おうか検討中です。

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1つで3着まで掛けられるパンツハンガーで省スペースに。アルミハンガー/無印良品
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ベルトは専用のハンガーに掛けて整理。ベルト収納ハンガー/シンコハンガー
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ストールやマフラーはパンツハンガーを活用。ハンガー/マワハンガー
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ターバンなどきれいに畳むのが難しいアイテムは、フック付きピンチで吊るして収納。


ポイント3. アクセサリーは3段重ねのボックスに入るだけに厳選

以前は膨大な数のアクセサリーを持っていたのですが、引っ越しを機に、このボックスに入るだけしか持たないことにしました。ピアス、ネックレス、ブレスレットなどアイテムごとに緩やかにゾーン分けして使っています。

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「3段重ねにして蓋をするとすっきりとした見た目なので、洗面台に出しっぱなしにしていても気になりません」アクセサリーケース/山崎実業
 
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