コンディショナーを見直すきっかけは
毛髪診断士からのアドバイス
私自身、40代の前半はずっとショートスタイルでした。カラーリングはしていましたが、ロングヘアのときより髪ダメージが少ないというメリットはあるもののどうもフォルムが決まらず、ペタッと地味見えしてしまうのが悩みでした。
そんなとき、ある毛髪診断士の方から「トリートメントではなくコンディショナーを使うか、コンディショナー効果もあるシャンプーだけにするとスタイリングしやすくなりますよ」とアドバイスを受け、早速トライしてみることに。インバスはシャンプーとコンディショナーを基本とし、週に1、2回はトリートメントを使用して髪の内部をお手入れしたんです。
このようなルーティンに切り替えてから、根元はふんわり、後頭部はふっくらとした理想的な丸みが復活。髪全体にハリコシやまとまりも感じられるようになったので、スタイリングの幅もグッと広がった印象でした。
おすすめコンディショナーはこれ!
このところ、コンディショナーはどうもサブキャラに追いやられている印象ですが、人気のヘアケアブランドも、その魅力を再発信しています。トリートメントをすると髪質が重くなり過ぎてしまう、ふんわりしない、トップが張り付いてペタンとするなどの悩みが解決しない人は、コンディショナーを選択してみるのもひとつの方法です。
また、トリートメントのみの選択なら、根元にベタベタと付けないこと。あくまでも毛先中心を心掛けましょう。ボリュームアップ用のトリートメントを使用すると、ライトに仕上がります。この場合、その後のケアも重ね過ぎず、毛髪に重さを残さないようにするとよいかもしれません。
恐ろしい髪の状態
美容師さんを取材していると、昨今、髪に過剰な油分がまとわりついて、プロによるシャンプーでもその汚れを落としにくいケースがあるのだとか(地層のようにケア成分やオイルが重なり合って剥がれないらしいのです!)。アウトバスやオイルを重ね付けする習慣がある人は、インバスで「余洗い」、「洗う」、「すすぐ」の工程をしっかり行うとよいでしょう。
もちろん、コンディショナーやトリートメントも塗布した後は“きちんとすすぐ“。これが美髪への近道ですから、意識してみてくださいね。
大人世代の髪悩みを解決するブラッシングと頭皮ケアの方法!
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取材・文/小澤佐知子
構成/國見 香
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