本格的な乾燥シーズンを前に、頭皮のケアは冬のドライ環境を耐え抜くお手入れ法にチェンジしていきましょう。頭部の乾燥は、日常の些細な習慣で良くなったり悪くなったりとコンディションが揺らぎやすく、特に11月からは髪だけでなく頭皮の潤いケアにも注力したい時期。
ヘアケアリストとして活躍するMAGNOLiA青山のSAKIさんにお手入れのコツを伺います。
ミドル世代はもはや常識
洗髪後は専用ローションで潤いケアを
乾燥の季節は、特に髪の広がりやごわつきが気になります。トリートメントやヘアオイルなど、基本のお手入れで毛髪を保湿することは大事なステップですが、土台となる頭皮トラブルが増えると抜け毛や細毛を誘発したり、トップがペタンとしてスタイリングがきまらないなど、これからの時期は髪悩みが複雑に絡み合ってしまいます。
そのため、ホームヘアケアは冬仕様に切り替えていくことが大事です。
「洗髪後の髪をそのまま放置すると頭皮乾燥が進み、抜け毛や細毛になってしまうケースが目立ちます」とSAKIさん。
タオルドライ後、頭皮用化粧水でしっかり潤いをチャージすることは大人世代にとってもはや基本のお手入れだそう。「頭皮全体に行き渡るように塗布しますが、特に分け目と生え際の細毛が目立つと髪のボリューム感が失われます。この部分は特に丁寧になじませましょう」(SAKIさん)
洗髪、タオルドライ後の頭皮に専用ローションを塗布したら、指の腹で優しくなじませます。肌と一緒で洗った後は時間を空けず、なるべくすぐにお手入れを。
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