「頭が痛い」と報告する妻は、治療法など求めていない。そんなときのベストな返事とは?
【妻ことば】
「なんか、頭が痛い」
「風邪ひいたかも」
【超訳】
「体調が悪い」って言っているときくらい、家事も育児も休ませてほしい。どうして夫は何もしてくれないんだろ? 具合が悪くても私が家事をするのが当たり前だと思っている、その神経が信じられない。
【夫が言いがちな返答】
「オレのメシは?」
「病院行ってきたら?」
「オレも」
ただ“体調の報告”をしているわけではなく、いたわりの言葉や優しい言葉がほしいときに口にする言葉。妻が体調不良を訴えたとき、夫がやりがちなのが“解決策の提案”と、自分の“メシの心配”です。
心配だからこそ「薬を飲んだほうがいい」「病院に行ったほうがいい」と言ってくれるのはわかるのですが、残念ながらそれらの言葉は妻にとって“優しさ”ではありません。
妻は、「どうしたら早く治るか?」の答えを聞きたいわけではなく、真っ先に、“いたわりの言葉”がほしいのです。
「オレのメシは?」と、自分のメシの心配をする夫は、一生恨まれます。また、「オレも熱っぽい」など体調不良を被せてアピールしてくる“オレも族”が必ず出没するこの界隈。そのような無神経な発言が度重なると、信頼も尊敬も失われ、妻の気持ちは一気に冷めてしまうでしょう。
まずは自分の心配よりも妻へのいたわりを!
【こじらせない返答例】
「大丈夫? 食欲は? 食べられそうなら何か作る(買ってくる)よ」
「あとは僕がやるから、今日は早く休んで」
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