歳を重ねる事って、悪くない‼
良い経験、多くの知識を得た事で、
表情が豊かになり、外見への自信となり、
表れるじゃないか……と思うのです。

数々の女優さんのメイクを担当させていただいていますが、
若い時に苦労したり、1度挫折を味わった人の方が数倍、
若々しく生き生きしている気がします。

若ぶったり、若作りに執着する必要なんて、ないんです。
年齢に見合ったメイクというものが必ずあります。

私自身は20代〜30代は厚化粧で、
今よりずっと老け見えしていたように思います。
そして、45歳になった私が欠点を隠そうと厚化粧してしまうと
白塗りお化け(!?)のようになってしまいます。
メイクは、信じすぎたり、誇張しぎたりすると、
年齢やその人らしさを失ってしまうのです。
良いところは生かし、足りないところを少し補う――
下がった目尻をスッキリ見せるアイライン、
ちょっと血色をプラスするチーク、
ハリが出たように見える下地……
私も、ほんの少しの微調整にとどめ、、
実年齢の顔を最大限生かしたナチュラルメイクを心がけています。

まず、お気に入りの鏡を手に入れて下さい。
ありのままの自分を映し出す鏡。
朝晩、素直に正直に自分を見る。
(シワや顔におちた影や5年前とは違う輪郭……
を素直に受け入れてみて!)
キレイになるためにはまずは、
自分を知ることからスタートしましょう。

ありのままの自分をまずは受け入れる_img0
自宅にあるお気に入り鏡は、
写真家マン・レイのメッセージが施されている。
書かれている言葉は、「大いなる透視鏡」。

鏡を見て疲れていたら、ちょっとしたご褒美を。
エステに行ったり、高価なパックを朝晩使ってみたり、
1人ランチで好きなものを食べたりして
身体の中から元気になる!なんてのも、オススメです。

鏡を見て元気な顔(いい顔)をしていたら、
その日はいつもと違うメイクを楽しんだり、
髪型にトライしたり、
色々な事にチャレンジする。

今の自分を受け入れて、
生き生きと等身大のおしゃれ(メイク)を
楽しみましょう。いえ、楽しむべきだと思うのです。

少しの工夫やちょっとしたアイディアで、
ミモレ世代はもっとキレイになれるはず。
この連載を通し、キレイの近道を
お伝えできればと、思っています。

これから、一緒にキレイを見つけていきましょ☆