ゆきだるま。さんからの質問
Q.
家族のことが一番で仕事を辞めたいが、 収入が減って生活レベルが下がるのも不安で……

ただいま41歳で、来春、一人娘が小学校に上がります。会社の制度上、時短勤務ができなくなりますが、実家も近いので仕事を続けようと思えば方法はあると思います。しかし、10年以上続けてきた現在の仕事がいまだに好きになれません。泊まり勤務があり体力的に厳しいことを除けば、給与など待遇面は申し分なく、会社からも残留を望まれているという恵まれた状況ですが、辞めたい気持ちでいっぱいです。主人も辞めることに賛成しています。ただ、世帯収入が激減する不安が消えず……。主人も私もファッションと旅行が趣味で、娘の教育費も今後嵩むことを考えると、「続けなければ」という気持ちに振れてしまいます。何が一番大切かと問われれば、家族には違いないのですが……。こんな優柔不断な私にご意見をお願いします。

特別ゲスト 金子稚子さんの回答
A.
家族のためという自己犠牲心は捨てて 自分が思うように決めてください。 でないと子供さんが巣立ってから苦しむことになります。

どうしても仕事が好きになれない――、ご相談を読ませていただいて、私はまずこの気持ちを大事にしてほしいと思いました。10年も続けてきたことが好きではない、それってけっこう不幸なことだと思うのですよ。

ゆきだるまさんがこのように考えられるということは、辞めるタイミングにきているのだと思います。いえ、むしろ辞めろという天からの指示がきているのかもしれませんよ。しかもご主人もOKしているとのこと。ただ、そうなるとお金の不安が生まれてくるのですよね。それで我慢しながら、お仕事を続けられている……。

そこで、決断をするためにゆきだるまさんがすべきことは、「この後の人生、何を大切にするか?」、それをハッキリさせることだと思います。

おそらく、本当にファッションや旅行を大事にしたいと思っているなら、これほど「辞めたい」という思いも出てこないはず。それよりも、「ファッションとか旅行も、もういいかな」という思いのほうに傾いているのではないでしょうか?

一方で、どう決断したとしても、気を付けてほしいことが一つあります。「何が一番大切かと問われれば家族に違いない」と書いていらっしゃいますが、果たしてこれは本心でしょうか? 無意識に世間の価値観の影響を受けて、「家族を一番と思わなきゃ」と思い込んではいらっしゃいませんか? お嬢様は来春小学校1年とのことですから、あと12年もすればご両親のもとを巣立っていかれます。もしも、「家族が一番大切」という思いが刷り込みによるものだったら、そのときゆきだるまさんはどう感じられることでしょう? 「家族のために我慢をしてきた」という思いが生まれてくるかもしれませんよ。

自分を犠牲にして生き続けていると、やがてその代償を相手に要求するようになるものです。感謝が足りないとか、その分自分の面倒を見てほしい、とか……。ご主人やお嬢様に対して、そんな風に思いたいですか? そうならないためにも、ゆきだるまさんが思うとおりに生き方を決めてください。

ただしお子さんはまだ小さいですから、資金計画を練ることは必要です。ファイナンシャルプランナーに相談してもいいと思いますし、自分が好きになれるお仕事に転職をされるのも良いかと思います。

でもまずは、今の自分がどういう心の状態にあるかを見直し、どうしたら幸せだと感じながら生きられるかしっかり考える。そして、死ぬときに後悔しないような生き方をなさってください!

いかがですか?
金子稚子さんの回答、ぜひご参考になさってください。
金子さんの回答一覧を見る

PROFILE