10月に入ってもちょいちょい30℃越えしている東京ですが、朝晩は冷え込む日も増えました。ある日、もうすぐ失効するマイレージのお知らせが届き、この半端な特典を生かせるのはどこかしら? と調べて行き着いたのが奄美大島(沖縄には届かずw)。幼少期はダイビングが趣味だった父親に連れられて何度も遊びに行きましたが、じつに40年ぶりの訪島です。

奄美大島のその先、自然豊かな加計呂麻島へ
昔はフェリーで数日かかりましたが、今回は飛行機で2時間30分。空港に降り立った瞬間にわが身を包む熱気と紫外線の強さに『資生堂アネッサとUV対策ワードローブを準備してきて正解!』と自己陶酔しつつ、空港で即レンタカーを借りてーの、アクティブ旅が始まります♫

奄美大島のカフェでひと休み。向かい左側にあるのが加計呂麻島です。奄美大島も加計呂麻島も、実物はとても大きいのでした。

奄美大島南部にある「加計呂麻島(カケロマ)」は、巨大なガジュマルの木があり、珊瑚礁も美しいと聞き興味津々でしたが、行き来するフェリーの便数が少なく“自走で日帰り”は厳しそう。きれいな海でチャプチャプしたいし、テレビでやってた「青の洞窟」にも行きたいよぅー、超久しぶりに釣りもしてみたい! と欲望てんこ盛りだったので、奄美海洋レジャーサービス船「款璽丸(かんじまる)」を1日チャーターすることに。贅沢ですが、途中で気持ち悪くなったら自分都合で引き返してもらえるし、ほかのみなさんに迷惑を掛けなくてもよいのは気楽です。

ホテルから車で2時間南下した奄美大島・古仁屋港で「款璽丸」の船長さんと待ち合わせ♥ 船長さんは加計呂麻島の出身で、古仁屋港そばでダイバー民宿を経営している「海遊びの総合商社」。頼もしいですわ!
年甲斐もなくというか生まれて初めて「ROXY」で購入しましたのは、UVカットのラッシュガードパーカとド派手なレギパン。さらにカモフラ柄のUVカット帽と水遊び用スニーカーで、おしゃれ度はゼロです。すごい格好だしすっぴんです。でもでも、日焼け対策は万全!! 


酔い止め薬を飲んでビビりながら乗っていた私たちのために、船長さんはスピードを落としぎみで進んでくれました。古仁屋港から1時間近くで加計呂麻島「青の洞窟」へ到着。

左側の大きな岩が洞窟になっています。お若い男女チームの先客がありました~~♥
船長さんに水中眼鏡とシュノーケル、ライフベストを貸りて、いざ水中へ。AM10:00ぐらいでしたが、洞窟の中は波が激しかったなぁ~~。外から光が入って、ほんのり明るくなっていました。いちばんきれいなのは5月~8月(プランクトンとかで水が若干濁ることで、太陽光線の屈折率が変わり洞窟全体が青く光るんだそうです)とのこと。<photo:©款璽丸> 


加計呂麻島の珊瑚礁はかなり枯れていましたが、船長さんはまだまだ珊瑚やお魚が元気なスポットを選んで案内してくれましたよ。波に揺られながら、30分ぐらい海中を観察していると、子ども時代の記憶がふっと甦りました。カラフルなウミヘビに追い掛けられてコワかったこととか、ニモたちの群舞とか。ゴムボートに乗りながら、大人が採った雲丹を海水で洗ってそのままツルッと食べたのは、本当においしかったなぁ。どうやらここには雲丹はないみたいだけど……。ああ、また食べたいわぁ~~。

続きます。