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お仕事スカートは「ひざ下10cm丈」がいい理由
by望月律子

数多くの女性誌で活躍し、仕事服特集も多数手がけてきた望月律子さん。望月さんは「仕事服にこそ新鮮さとワクワク感が必要」と言います。そして、おしゃれな仕事服を求めるなら、トレンドアイテムのなかで仕事に着ていけそうなものを選ぶのが近道です、と。

「オフィスで着られるトレンド服と言えば、今年は長めのひざ下丈スカートですね。ひざの中心から下に10㎝くらいの長さがあると、座ったときにもひざが見えなくて上品ですし、立ち姿のバランスも今っぽく決まります」と望月さん。立っているときは隠れていても、座ったときにひざが見えてしまう丈は、デスクワークや会食、低いソファでの商談など、シーンによって何かと気になることも。と言っても、丈が長ければいいわけではありません。マキシ丈スカートもトレンドアイテムのひとつですが、カジュアルな印象が強く、ミモレ世代ならではの「端整なお仕事服」を追求するなら、ひざ下10㎝くらいの長さを選んだほうがよさそうです。

またコーディネートについてはこんな注意点が。「ボトムの丈が長いと、コンパクトなトップスを合わせようとしがちですが、それは子供っぽく見えるのでオススメできません。実はトップスも長め丈にしたほうが、今っぽくエレガントな着こなしになるんです。ただしスタイルよく見せるためのウエストマークは忘れないで」。

ひざ下長めのスカートに合わせるなら、コンパクトな短めカーディガンではなく、お尻まで隠れるミドル丈カーディガン。スカートにリンクさせた白のベルトでウエストマークすれば、ぐっと重心が上がり、脚長な印象に。
タイツをはく時期とはいえ、年齢が出やすいひざは隠したい部分。座ったときにひざを自然に隠してくれて、かつ、丈が長過ぎてカジュアルになることもない、そんなひざ下10㎝丈スカートは、まさに大人のための一着です。

ひざ丈以上、マキシ未満!
ミモレ世代のお仕事スカートは、“長め”がいい理由


☑︎立ち姿が今っぽく、エレガント

☑︎座ったときにも、ひざ頭が出ない

☑︎長め丈トップスと合わせれば、新鮮なバランスに

 

スカート選びや着こなしのポイントが大体わかったところで、ひざ下丈スカートのコーディネートのポイントを望月さんに詳しく教えていただきましょう!

ひざ下10cmスカートのおすすめコーディネート①

フレアースカートは「まろやか色」でフェミニンに

オフィスで着るスカートというと、タイトなシルエットを思い浮かべる人も多いと思いますが、ひざ下10㎝くらいの長め丈なら、フレアースカートもトライして。「“ひざ丈”のフレアースカートは私たちには甘すぎるし、ともすると古臭く見えてしまう可能性が。だから、自然と手に取らなくなっているんじゃないでしょうか。でも、“ひざ下10㎝丈”ならぐっとエレガントなので、オフィスでぜひ着てほしいですね」と望月さん。

提案してくれたのは今季のトレンドのブラウンのシャツに、ミドル丈のロングカーディガンを合わせたコーディネート。「シャツのかっちりした雰囲気にモヘヤで柔らかさをプラス。“ブラウン×オフ白”のまろやかな配色は女っぽさを上手に引き出してくれます」

スカート¥18000/ジェドウ(ウィム ガゼット 青山店) カーディガン¥22000/アンタイトル シャツ¥18000/ANAYI ネックレス¥40000/サヤカ デイヴィス(ショールーム セッション) バングル¥20000/essence of ANAYI ベルト¥8900/23区(オンワード樫山) バッグ¥26000/トフ&ロードストーン(アルアバイル) 
足元はカーキのスエードパンプス。ブラウンとはアースカラーどうしで馴染みがよく、“オフ白×ブラウン”のまろやか配色のさりげないアクセントに。タイツ¥1000/靴下屋(タビオ) 靴¥34000/エクストローディナリージェーン(ショールーム セッション)

RITSUKO'S コメント

秋冬のスカートスタイルのキモになるのがタイツ。今回のコーディネートに合わせたのはカーキブラウン。その名のとおり、カーキとブラウンのMIXカラー。シャツと靴のどちらともリンクする色なので、アクセントにもなりつつ、脚だけが妙に目立つこともありません。タイツは、トップスやスカートの色とリンクするもの、もしくは同色のトーン違いを選ぶのがポイントです。

 


ひざ下10cmスカートのおすすめコーディネート②

モノトーン配色は、小物を効かせてこなれ感をプラス

黒のタイトスカートにダブルのジャケット。モノトーン配色でジャケット着用。文字で見ると、とても堅そうに思えるけれど、そうなっていないのは小物使いのおかげ。首元にたっぷりと巻いたスカーフやバイカラーのバッグ、ニュアンスカラーの足元。「おしゃれのアプローチはいろいろ。シルエットや配色でかっちりとした印象になったら、小物は華やかにするのも方法。人気復活中のスカーフはアクセントにもなるし、長め丈スカートのバランスアップにも一役買ってくれます」

スカート¥18000/デミルクス ビームス(ビームス ハウス 丸の内) ジャケット¥42000/エストネーション(エストネーション) ニット¥45000、スカーフ¥12000、バッグ¥32000/バーニーズ ニューヨーク(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター) タイツ¥1200/タビオ(タビオ) 靴¥69000/ペリーコ(アルアバイル) 
ジャケットやスカートがつるっとした素材なので、タイツは細めリブを選ぶとメリハリがついて◎。色はグレーのトーン違いをチョイス。

RITSUKO'S コメント

ダブルのジャケットに、ロングタイトスカートを合わせたバランスも今年っぽくて新鮮。動きのあるラップ風デザインのスカートはハイウエストで共布のベルトつき。長め丈のジャケットと合わせることで、よりウエスト位置が高く見えて、すらりとした印象になります。

 


\これもお見せしたかった!/

スカートが豊富な今シーズン。シンプルにニットやシャツと合わせるだけでおしゃれが決まる、ひと技効いたデザインのものが多いのが特徴です。たとえば、腰まわりのハリを上手にごまかし、ほどよくカジュアル感をプラスしてくれる立体的なポケットがついたタイトスカート。そしてドレープが美しくエレガントなツイードのサーキュラースカート。どちらもトレンド感がありながら、上品さもあって、オフィススタイルを華やかに仕上げてくれます。

タイトスカート¥23000/バーニーズ ニューヨーク(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)
フレアースカート¥30000/ルフトローブ

いかがでしたか?「望月律子さんの結論~働く服こそ新鮮さとワクワク感が必要です」のバックナンバーはこちらです。また次回(11月15日公開予定)は、「いま買うべきスーツとセットアップの大正解」をお届けします。お楽しみに!

【お問い合わせ先】 
ウィム ガゼット 青山店 tel.03-5778-4311
アンタイトル tel.03-6324-2642
ANAYI tel.03-5739-3032
ショールーム セッション tel:03-5464-9975
essence of ANAYI tel:03-5739-3032
23区(オンワード樫山) tel.03-5476-5811
アルアバイル tel.03-5739-3423
タビオ tel.03-6419-7676
ビームス ハウス 丸の内 tel.03-5220-8686
エストネーション tel.03-5159-7800
バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター tel.0120-137-007
ルフトローブ tel.0120-290-370

撮影/平井敬治 スタイリスト/望月律子(kind) ヘア&メイク/小澤実和 モデル/渡辺佳子 
取材・文/幸山梨奈 構成/川良咲子(編集部)撮影協力/バックグラウンドファクトリー