はっと気が付けば、もう11月。今年もあと2か月を切ってしまいました。一年が本当に早いですね。
この秋、楽しかったことといえば、高知へ旅行にいったこと。このところ、四国や九州などに週末を利用していくことが多く、高知県も久しぶりに訪れたのですが、いろいろ素敵なスポットが増えていました。

 

お天気がよかったので、まずは四万十川よりも透明度が高い仁淀川(によどがわ)に向かいます。仁淀ブルーとよばれる青い色が特徴なんですって。

高知は日曜の朝市が有名ですが、土曜日にはオーガニック市も開かれています。梅干しやはちみつ、ハーブのリースなど、欲しいものがたくさん!


高知は酢みかんとよばれる、酸味づけに使う柑橘類の種類が豊富なんですね。直七(なおしち)、仏手柑(ぶしゅかん)と呼ばれる青い大きなスダチのような柑橘類も買って帰りました。こちらは日曜の朝市。規模も大きく、街中なのでアクセスも簡単です。

それから、鰹のシンコ(幼魚)を求めて久礼の大正町市場までいったのですが、朝の漁の水揚げが数匹だったとかで瞬殺売り切れ……そのかわりに、よくにた「こっちもおいしい」というシンコ風のものをいただきました(どうしても、名前が思い出せない…)。身がモチモチしているのが特徴で、仏手柑をかけていただきます。初めて食べる食感に感動でした。魚屋さんで買って向いの食堂風のところに持ち込んで食べられるという、わかりやすいシステム。観光客でにぎわっておりました。

山の上にある牧野植物園も素晴らしいところ。

かなり大きくて、見どころがたくさんあります。牧野富太郎博士の写真がとても素敵だった。昔の写真なのに、すごくおどけた顔で映っていたり、珍しいなーと思いました。植物園だけじゃなくて資料館もぜひ見てほしいスポットです。

あんまり予定をきめずに、ぶらぶらでかけられるのが地方旅のよいところですね。
高知はまだまだ見尽くせなかったので、近いうちにまた行きたいです!

高知で買ってきたしらす、直七(青みかん)、みょうがでしらす丼。高知では、おしょうゆをかけて、直七をぎゅーっと絞って食べるらしいんです。酸っぱすぎない柑橘が香りたかくて、すごくいいんです!
宿はセブンデイズホテルプラス。ビジネスホテルをリノベーションした可愛いホテルで、寝るだけであればここで十分! 小さなアートが飾られていたり、ちょっと気が利いた感じがすばらしい。それぞれシングルルームに泊まるのも、夜は別のほうが気楽で案外楽です。
大正町市場のちかくにあるお菓子屋さんのところてん。なんと鰹だしと生姜でいただきます。これがものすごーく美味しかった! 鰹だしがやっぱり本場感ありました!
そして、古本と珈琲のうずまき舎にも、車をとばしていってきました。こんなに景色のいい山の上にぽつんとある、古本屋さん。こんなところで、のんびり本を読んだりできたら楽しいです! かなり道が細いので、行くまで不安でしたが、行ってよかったお店です。