松茸といえば、岐阜、京都、兵庫、そして長野などなど。今年は例年になく豊作だそうで、

お札がにょきにょき生えるよな、
松茸山が欲しい有田です

 
字あまり……。

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日帰り温泉施設の「名産品の売店」で購入した松茸¥3000。家に帰って、さっそく松茸ご飯にしてみました。

さて、今回訪れたのは長野県上田市。この時期はいたるところに“松茸”の文字が踊り、松茸山をお持ちのオーナーさんが松茸シーズン(9月~11月中旬ぐらいまで)に野趣あふれる飲食店をオープン。そこで松茸尽くしのフルコースを提供しています。

松茸は年間摂取量、0.1切れ~0.5本で十分満足な有田ですが、せっかくなので、前回レポートした小布施の後に松茸山まで足を延ばすことにしました。そして、あまりの面白さに2週間後に再訪しちゃいました♥ 2016年、訪問した2軒をご紹介しますね。

■松茸料理 見晴台
10月15日の遅いお昼に予約して訪問。国道を曲がり、りんご畑やぶどう畑、民家を通り抜け、山道へ。おっかなびっくり、山道をずんずん進むと赤いのぼりが立ち並び、ビニールハウスが数棟並ぶ「見晴台」に到着しました。店の真ん前に駐車ができるアクセスの良さは、シニアチームにも好評。先客のみなさまは、松茸&アルコールで大興奮。駐車場にいても盛り上がりっぷりが聞こえました。限りなく平和だわぁ。

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10月15日は、よいお天気でした~。青空キレイです。
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駐車場の奥の奥、山道の先はフェンスで仕切られ、入れないようになっていました。眩しく輝く松茸がいっぱい生えているのでしょうか?
  • 秋の味覚狩り③松茸山の醍醐味_img5 こんな感じのビニールハウスが数棟。でも、お座布団がなくて足がつらかった……。
  • 秋の味覚狩り③松茸山の醍醐味_img6 私たちは6コース中、上から3番目の「佐助コース」¥11000(松茸すき焼きなべ、松茸どびん蒸し、松茸の姿焼き、松茸の天ぷら、松茸入り茶わん蒸し、松茸酢の物、松茸ご飯、松茸汁、香の物)にしました。
  • 秋の味覚狩り③松茸山の醍醐味_img7 おなかパンパンです! レジ横にはお持ち帰り用の松茸も絶賛販売中でした。

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■松茸山 別所和苑
11月上旬の夜、当日予約して訪問。シャビーシックな温泉街「別所温泉」を通り抜け、1本道をのろのろ進むと舗装が途切れ、完全なるオフロード状態に。ここからがかなりの難所続き。真っ暗闇のなか、ヘッドライトに驚くタヌキや山側に逃げるイノシシらしい大型ケモノ、姿こそ見えないけれど恐らく鹿の絶叫にドキドキ。でこぼこ道やら、直滑降のような坂を下って車を停め、えっちらおっちら登ったところにお店がありました! こちらは「松茸狩り」もできるのが特徴。長野県ではたぶん、ここだけのはず。1000円を案内料として払い、採れた松茸やキノコ類は、持ち帰り時に精算するシステムです。

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森をそのままお店にしていて、店内には、にょきにょき松の木が生えていました。トイレも外にある仮設で、渋いったらないの!
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シーズン終盤のこの時期は、さすがに「松茸狩り」は厳しいみたい(オーナーでさえ、本日の収穫は4本だったとか)。でも来年のハイシーズンには、1回体験してみたいかも。
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今回は、いちばん安い¥8000のコース(松茸寿しなどの先付け、松茸鍋、松茸土瓶蒸し、松茸の茶碗蒸し、松茸ご飯、きのこのお吸い物、うどん、デザート)にして、姿焼きを単品で注文。姿焼きは、形や大きさなどタイプの松茸を自分で選べました。

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どちらも到着までのアプローチが楽しく、「これでいいの?」「だいじょうぶなの?」「あの声は何??」など、ハラハラしっぱなしの果ての高級キノコ料理コースは、まさにジェットコースターのような数時間。料理の味付けは、どちらかというと「別所和苑」の方が薄味で好みでした♥