以前、Tシャツにアイロンをかけるという話をした回では、思いのほかたくさんのコメントをいただきました。しかし、もはや秋を通り越して冬なのでは??と思うほど、♪めーぐるぅ、めぐる季節の中で〜、すっかり寒い季節となってしまいましたよぉ・・・。

そしていざ、去年のニットやコートを着ようとすると、おやおやおやー?け、毛玉が!く、くたびれ感が!ああ、せつない。しかし、そんな時も慌てず、騒がず。このコたちがあれば大丈夫なんです!

〈右〉私が愛するお手入れ器具ナンバーワン!毛玉とるとる! 乾電池式ではなく、コード式のものを。威力が違います。〈左〉KENTの洋服ブラシamazonはこちら)。 汚れを落とすのはもちろん、静電気を除去し、服にツヤも出ます。ジョンストンズ的なストールも、ブラッシングするだけでしっとりとした光沢でツヤツヤッに。
どちらもカシミア混のため、正直かなりの毛玉ちゃんでした。新品同然になって、あーうれしー!

なんだか私、うすうす気づいていたんですが、服のお手入れが嫌いじゃないみたいなんです。夜中に、何枚も何枚も無心でニットの毛玉を取り続ける中年女性。もはやホラー。

しかも、試験勉強しなくちゃいけないのに机周りの片付けを始めちゃうのと同じで、原稿を書かなくちゃいけないのに、いきなり毛玉を取ったりアイロンをかけたりし始めるという。やっぱりホラー。

常々思うのですが、中年に大切なのは清潔感!これ、絶対!ただでさえお肌にシワができたり、くすんだり、ツヤやなめらかさとは違うベクトルのあれやこれやが出てくるお年頃。せめて服は、きれいに清潔に着たいものです。

あえて超極論を言いますが、30000円の毛玉だらけのカシミアニットを着ているくらいなら、3000円のきれいなウールニットを着ているほうが、婦人としては好ましかったりするのです。

そんなわけで、中年のみだしなみとして、そして服を愛する者として!好きな服は大切にお手入れしていきたいと思います。

そうそう、毛玉とるとるって何が楽しいって、「取れ高」というか、取った毛玉が成果として=ゴミとして、見えるところ。いろいろな色のニットを手入れすると、ゴミもカラフルでちょっとうれしくなりますよー。←マニアックすぎるから!!