パリのピカソ美術館にて。

子どもにとって初めてのパリでは、何を見せようか、悩みました。オルレアンでは、美術館に連れて行っても大人しく、しかも中世の絵画などにも興味を示していたので、これは大丈夫かもと思い…子どもでも比較的楽しめそうで、私も大好きなポンピドゥーセンターの近現代美術館に連れて行こうとしたら、なんと定休日!パリでの滞在は中一日しか無かったので、急遽、近くのピカソ美術館へ。

結果、その日の息子は落ち着きが無く、ダメでした 笑。途中、館内のカフェテリアで一休み。その後も、早く帰ろう!と手を引っ張り続けたので、鑑賞もそこそこに、出ることとなりました。前日にボルドー近郊から車で長距離移動したため、疲れていたのかも知れません。特別展は「ピカソとジャコメッティ」で、二人の作品を対照させて展示していました。「ジャコメッティ」という名前の響きが気に入ったのか、しばらく繰り返していた息子。犬や猿などの動物をモチーフとした作品は、さすがにちょっと興味が湧くようでした。

ピカソ美術館で注文したら意外に大きかった、ウィンナーコーヒー。テラスで軽食が取れます。

独身時代は、自由気ままに美術館巡りやショッピングを楽しんだものでしたが、今回の旅ではこれも想定内。短い時間でも、パリの良い思い出を記憶に留めて欲しいと、キッチン付きの広めのホテルの部屋を予約したり、色々と工夫はしてみました。息子も、ホテル近くのパン屋やスーパーに行ったり、行き交う車を観察したり、そうした何気ない日常を楽しんだようでした。

ちなみに、ピカソ美術館を出た後、次の目的地までの行き方を路上で調べていたら、近くのお店の方が、「どちらまでいらっしゃるのですか?お教えしましょうか?」とわざわざ出て来てくれました。都会では、人々が冷たいイメージがありますが、こんな親切にも触れたパリでした。