なりな。さんからの質問
Q.
幼い頃に両親を病気で亡くしているため
少し体調が悪いとすぐに不安になってしまいます

40代に突入したばかりですが、30代に比べ身体がフラットな状態であることがなくなりました。いつもどこかに不調があります。そのため、不調=ガン、ではないかと不安になり苦しくなります。私は両親を幼少の頃に病気で亡くしました。私にも子どもが3人います。とにかく元気で長生きしたいと思う気持ちが人一倍強いのかもしれません。そのため神経質になってしまっているのだとは思います。先の不安ばかり考えてしまう自分をどうしたらいいのか分かりません。何かアドバイスを頂けたらと思います。よろしくお願いします。

特別ゲスト 松村圭子先生の回答
A.
親御さんを早くに亡くされている方は、
無頓着な人より気をつける分、かえって健康だったりするものです

不安の先取りは体の免疫力を下げてしまいますので、何とか抜け出したいものですね。私なりに、少しでも不安を払拭できる方法をお伝えしたいと思いますので、良かったら参考にしてください。

まず40代に入ってからの不調についてですが、これは当たり前のことなんです。人の体というのは、20代がピーク。30代に入ると初期老化が始まり、40代になると、おっしゃられているようにフラットな状態でないのが普通になります。そう知ったら、少しは気がラクになりませんか?

それに、生命の順番でいけば、いつかは親は子供より先に亡くなるものです。もちろん、子供さんのために元気で長生きしてあげたい気持ちはとても大事ですが、そのため不安になってしまったのでは本末転倒。もう少し「そんなもの」とゆったり考えられてみてはいかがでしょうか。

そのように心の持ちようを切り替えられるのはもちろんですが、物理的にも不安を取り除かれるために、検診はこまめに受けられるのが良いかと思います。親御さんを早くに亡くされた方というのは、親の年齢を過ぎると非常に健康に気をつけるようになります。だから、不安がなく体に無頓着な人よりかえって元気で長生きしていることも多いものですよ。なりな。さんももし定期的な検診を受けていないようでしたら、まめに受けたり、また食事や運動にも気を配るようにされてください。そういった努力をされることによって、不安も和らいでくるのではないかと思います。

人生は山あり谷ありです。悪いことも起これば、良いことも必ず起こっているはず。たとえば今日のランチが美味しかったとか、「電車で座れた、ラッキー♪」とか……。なのに不安にだけ目を向けられているのはもったいない! 是非良いことにも目を向けるようにして、もっと人生を楽しまれてください。

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PROFILE
  • 松村圭子(まつむらけいこ)1969年生まれ。広島大学医学部卒業。広島大学産婦人科学教室入局後、2010年に成城松村クリニックを開業。「女性にとって身近で気兼ねなく相談できる生涯のかかりつけクリニック」を目指して、婦人科診療とエイジングケアの最先端治療をおこなっている。また『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『女性ホルモンを整えるキレイごはん』(青春出版社)など著書も多数。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『FRaU』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る