Lilyさんからの質問
Q.
ここ数年、生理前の不眠症がひどく悩まされています

41歳、3人の子供がいる主婦です。海外在住です。低用量ピル(Reclipsen)を服用しています。 ここ数年、生理前になると一晩中眠れない夜が数日あります。適度な運動をしても、メラトニン(1mg)を摂っても、睡眠前に暖めた牛乳を飲んでも効果がありません。これは、加齢によるホルモン変化の影響なのでしょうか? 改善策があればぜひ教えていただきたく、、、よろしくお願いします。

特別ゲスト 松村圭子先生の回答
A.
「寝室=寝るための場所」と脳に記憶させましょう!

なるほど。低用量ピルを飲んでいらっしゃるとのことですので、眠れないのはおそらくホルモンの影響というより、その他の原因があるのではないかと考えられます。というのもピルというのは、それ自体が女性ホルモンを含有しているため、飲むことによって自分の卵巣からのホルモン分泌は抑えられます。ですのでホルモンサイクルによる体調変化は起こりにくくなるはずなのです。

でもときどき眠れなくなる、とのこと。そこでいくつか対処法をお伝えいたしますので、ぜひ試してみてください。

まずはやはり、寝る前に体を温めることをオススメいたします。すでに取り入れていらっしゃるかもしれませんが、眠れない方はお風呂の入り方にも気をつける必要があります。まず入浴のタイミングですが、就寝の1〜2時間前。温度も、38~39度程度のぬるめのお湯に入ることが大事です。また冷え性だと感じていらっしゃるなら、就寝前に50〜60℃の白湯を飲むこともオススメですよ。

そして、どうしても眠れないときは、開き直って寝室から出てしまうようにしましょう。脳というのは、場所と行動をセットで記憶するもの。眠れないのにベッドの中で悶々としていると、「寝室=眠れない場所」と記憶してしまって、余計眠れなくなってしまうのです。眠れないからといって、ベッドの中でスマートフォンを見ることなどもってのほか! 人の脳というのはテレビをボーッと見るだけでも刺激を受けてしまうもの。なのに指を動かすし頭も使うスマホは、ものすごく脳を覚醒させてしまうのです。

寝室に入るときは、きちんと寝るための服(パジャマ)を着て、寝る以外の行動は取らないようにすること。まずはここを徹底することから心がけてください!

いかがですか?
松村先生の回答、ぜひご参考になさってください。
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PROFILE
  • 松村圭子(まつむらけいこ)1969年生まれ。広島大学医学部卒業。広島大学産婦人科学教室入局後、2010年に成城松村クリニックを開業。「女性にとって身近で気兼ねなく相談できる生涯のかかりつけクリニック」を目指して、婦人科診療とエイジングケアの最先端治療をおこなっている。また『女30代からのなんだかわからない体の不調を治す本』(東京書店)、『女性ホルモンを整えるキレイごはん』(青春出版社)など著書も多数。 この人の回答一覧を見る
  • 山本 奈緒子1972年生まれ。6年間の会社員生活を経て、フリーライターに。『FRaU』や『VOCE』といった女性誌の他、週刊誌や新聞、WEBマガジンで、インタビュー、女性の生き方、また様々な流行事象分析など、主に“読み物”と言われる分野の記事を手掛ける。 この人の回答一覧を見る