こんにちは、編集・川端です。
最近、こんな本を読みました。

いま誰かへの嫉妬で狂いそう!とか、そういうことではないので心配しないでくださいね。この頃ずっと気になっていたこと「“うらやましい”と“ねたましい”の境界線」について、何か書いてあるかもしれないと思いまして。
ミモレでは、“今日のコーデ”なんてコーナーもあって、自分の顔も嗜好性も悩みもつまびらかです。自分の写真とともに文章を書くなんてこと、人生でそうあることではありませんから、どのあたりが自慢げになり、どのあたりが卑下しすぎになるか・・・などと考えすぎてよくわからなくなくなってしまう(汗)。

人と比べなくていいと編集長はいうけれど、鈴木ちゃんの優しい人となりと文章や、大森先輩のスタイルの良さと面白さや、川良先輩の濁りない清潔感などをうらやむ気持ちがふつふつと沸いたりもしますわねー。この本によると、それはまだ“嫉妬”とは呼べず、うらやむ気持ちに妬ましいがないまぜになると“嫉妬”となる、そう。なるほど、良かった。心穏やかな気持ちになれました。
きっと、きちんとしていて気配りもできるミモレ読者の方は、嫉妬に狂う側より、誰かから意図せぬ嫉妬をかってしまって辛い思いをした側のご経験のほうが多いかもしれませんね。
この本はどっちの側の対処法も書かれていて、具体的な事例も豊富に、そうなってしまう過程も折り合いのつけ方もわかりやすく解説されています。
サクサクと、行きの通勤で読み終わってしまいましたが、一番心に残ったのは、「自分との信頼関係のつくり方」の一節です。誰かに嫉妬してしまうのも、誰かの嫉妬をかうほど自己顕示が強く出てしまうのも、自分との信頼関係が揺らいでいる状態の時におこりやすいそう。わかるわ〜。

イチョウを蹴り上げながら帰りつつ、もう一度学校で心理学とか勉強したら面白いかな〜などと考えました。
ではではまた!
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